フィギュアスケート韓国代表は17日で全日程終了

　北京五輪のフィギュアスケート韓国代表は、17日の女子シングルで全選手の日程が終了した。2010年バンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナさん（韓国）は後輩スケーターたちを労い。母国メディアが伝えている。

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「スポーツ京郷」はキム・ヨナさんの記事を掲載。「前フィギュア国家代表キム・ヨナが韓国フィギュア国家代表チームの終わりを祝福した」と伝えた。今大会は男子シングルのチャ・ジュンファンが5位、イ・シヒョンが27位。女子シングルのユ・ヨンが6位、キム・イェリムが9位だった。韓国選手の5位以内は14年ソチ五輪銀のキム・ヨナさん以来だ。

　男女のエースが健闘して大会終了。キム・ヨナさんはインスタグラムのストーリー機能で4人の名前を記し「私たちのフィギュア国家代表チームおめでとう、お疲れさま」と祝福と労いの言葉をつづったという。記事では「特にユ・ヨンは五輪で韓国女子選手初のトリプルアクセルを全てこなして（挑戦して）目を引いた」「チャ・ジュンファンもまた男子フィギュア初の五輪“トップ5”に入り可能性を認められた」と伝えている。

　一方、同メディアは「これとは別にキム・ヨナのインスタグラムらロシアネットユーザーたちの集団攻撃を受けている」とも紹介。「ワリエワの出場を反対する声を出したからだ。現在彼女のインスタグラムはロシア語と英語の批判コメントが相次いでいる」と説明した。

　ROC代表のカミラ・ワリエワがドーピング違反が発覚しながら、14日にスポーツ仲裁裁判所（CAS）が女子シングルの出場を認める裁定を発表した。直後にキム・ヨナさんはインスタグラムを更新。名前にこそ触れなかったが、真っ黒な画像とともに英文で「ドーピング違反したアスリートは競技できない。この基本は例外なく守られなければいけません。全ての選手の努力と夢は平等に尊いのです」と指摘し、国内外で批判的メッセージとして報じられていた。