北京五輪フィギュアスケート女子シングル

　17日までの北京五輪フィギュアスケート女子シングルで16歳アリサ・リウ（米国）が7位に入った。フリー139.45点、合計208.95点。熱演と鮮やかな水色の衣装に対し、米ファンから「悲痛な大会で煌めく瞬間」と称賛を受けている。

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　リウは冒頭の3回転アクセルはダウングレードとなったものの、その後の3回転ループ、3回転フリップなどはまとめて滑り切った。明るい水色の衣装をなびかせて熱演。両腕で力こぶをつくり、顔を覆った。

　華やかな装いのリウの画像を、米スポーツ専門局「NBC」オリンピック専門ツイッターが公開。「アリサ・リウにとってなんという五輪の瞬間でしょう」とつづると、米ファンから「美しいわ！」「ゴージャスなパフォーマンスだった！」「輝かしい演技だったね」「悲痛なイベントの中で、喜びの煌めく瞬間だった」「素敵なスケーターよ！」「今のところ私の一番お気に入りの写真だわ！」と賛辞を送った。

　平昌五輪団体銅のアダム・リッポン氏（米国）も「とっても誇りに思うよ。ゴー、アリサ」と祝福した。リウは中国出身の父を持ち、13歳の史上最年少全米選手権女王となった天才少女。ドーピング騒動に揺れた大会だが、五輪初出場を叶えた16歳が母国のファンに一つの光をもたらしたようだ。