坂本花織、中国元五輪メダリストが「一番の長所」と称えた姿「他人に関係なく、だ」
北京五輪は17日、フィギュアスケート女子フリー(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)3位の坂本花織(シスメックス)が銅メダルを獲得した。日本女子のメダルは、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央以来4人目の快挙。表彰台に乗り、中国解説者は「一番の長所」を挙げている。
北京五輪フィギュアスケート女子フリー
北京五輪は17日、フィギュアスケート女子フリー(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)3位の坂本花織(シスメックス)が銅メダルを獲得した。日本女子のメダルは、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央以来4人目の快挙。表彰台に乗り、中国解説者は「一番の長所」を挙げている。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
中国夕刊紙「新民晩報」は坂本を称える記事を掲載。その中で「サトコ・ミヤハラからリカ・キヒラと、長い間二代のトップ選手の後ろについてきたカオリ・サカモトはついに、北京五輪でROCの手から貴重な銅メダルを奪い取り、アジア女子フィギュアの名誉を守った」と掲載した。
また1994年リレハンメル、98年長野の女子シングルで2大会連続銅メダリストとなった陳露(チェン・ルー)氏のコメントを紹介。「中国のレジェンド・陳露がサカモトについて『一番の長所は安定していること、他の人の成績にかかわらず自分の力を出すところだ』と評した」と強心臓ぶりを語ったという。記事ではこう続けた。
「サカモトはその安定した心で巨大なプレッシャーに打ち勝ち、完璧なパフォーマンスを成し遂げた。自分が銅メダルを獲得したと知った坂本は異様なほど喜び、会場の脇でその笑顔が止まらなかった」
4回転ジャンプをマスターする選手も増える中、4回転を跳ばない坂本は表現力豊かな演技を披露。金メダルの17歳アンナ・シェルバコワ、銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ、4位のカミラ・ワリエワに割って入った。夢舞台のプレッシャーの中で自己ベストをマークしてみせた演技に賛辞が送られていた。
(THE ANSWER編集部)