北京五輪フィギュアスケート

　北京五輪フィギュアスケート男子シングルで4位だった羽生結弦（ANA）について、中国である約束が話題となっている。中国メディア「SOHU新聞」が外交部報道官の話を報じている。

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　同メディアは「4A挑戦失敗のハニュウ　応援を約束した外交部報道官が2日連続で激励の発信」の見出しで記事を掲載した。登場したのは中国外交部報道官の華春瑩氏。記事では「試合の結果を知ると、すぐさま昨年の約束を実行した」とし、経緯を説明した。

「2021年10月、華春瑩は記者会見の際、ハニュウのファンが北京の現場で応援できないことについて質問され、『ユヅル・ハニュウの応援は私たちに任せてください』と言ったのだ」

　新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観客は制限された。現地観戦できない日本のファンとの約束を果たすため、同氏は羽生の演技結果を知ってすぐに「ハニュウのために賛美と慰めの言葉」を日本語で発信。「ハニュウがみなに愛される理由」についてこう明かしたという。

「全力を尽くし、自らを超えて、よりよい自己を目指す。オリンピック精神に基づいて、これを実践しているからこそ、ユヅル・ハニュウは多くの中国人からも愛されています」

　こうつづられた内容に対し、同メディアは「ネットユーザーからも賛美の声が上がった」と説明した。