転倒の高木菜那をかばった美帆 姉妹の涙に労い続々「銀も立派」「もう泣かないで」
北京五輪は15日、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)決勝が行われた。高木美帆(日体大職)、高木菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(ANA)が出場した日本はカナダと対戦し、3分4秒47の銀メダルで連覇はならなかった。
スピードスケート女子団体追い抜き決勝
北京五輪は15日、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)決勝が行われた。高木美帆(日体大職)、高木菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(ANA)が出場した日本はカナダと対戦し、3分4秒47の銀メダルで連覇はならなかった。
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日本は高木美、佐藤、高木菜の順に並んでスタート。すぐに綺麗な隊列をつくると、リードを奪った。徐々にペースを上げるカナダ。少しずつ差を詰められた中、高木菜を先頭に入れ替え。最後は再び高木美が先頭に出て引っ張った。しかし、大接戦となった最終コーナーで一番後ろの高木菜が尻もちをつくように転倒。壁に打ちつけられ、大きく遅れてフィニッシュした。
妹の高木美にハグをされ、日本チームに肩を叩かれて励まされた高木菜は号泣。ネット上では「銀も立派」「攻めの姿勢、全力で挑む姿っていいな」「最後まで力を尽くした結果」「もう菜那ちゃん泣かないで」「私も涙が止まらない」「美帆選手の姿に涙」「胸を張って堂々と帰国して欲しい」「多く語らずにそっと寄り添った高木美帆選手の姉妹愛に感動した」と労いやエールなどの声が多く上がっている。
テレビインタビューでは、高木菜が「やっぱり最後転ばなかったら優勝できたタイム。本当に悔しいです」とコメント。一方、高木美は「私の中ではもっと最初の方で何かできたことがあったんじゃないかって。後半の戦いになる前にチームにリズムをつくれたという想いもある」とかばっていた。高木美は17日に1000メートル、高木菜は19日の女子マススタート1回戦を予定している。
(THE ANSWER編集部)