ワリエワ、ドーピング陽性の原因は「Xマスに祖父と同じワイングラス使用」と家族訴え
北京五輪フィギュアスケート女子シングルに出場するカミラ・ワリエワ(ROC)は、ドーピング違反で出場可否が注目されていたが、欧州メディアはその原因に注目。昨年のクリスマスに祖父と同じグラスを使ったことを陽性の理由と、母親が主張しているという。
海外メディア報道「祖父は心臓の薬として使っていた」
北京五輪フィギュアスケート女子シングルに出場するカミラ・ワリエワ(ROC)は、ドーピング違反で出場可否が注目されていたが、欧州メディアはその原因に注目。昨年のクリスマスに祖父と同じグラスを使ったことを陽性の理由と、母親が主張しているという。
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団体戦で金メダルのワリエワは、昨年12月のロシア選手権で採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出。これを受け、国際オリンピック委員会(IOC)はワリエワの資格停止処分を解除したロシア反ドーピング機関(RUSADA)の決定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。しかし、15歳という年齢が保護対象であることなどを理由に、15日から始まる個人戦出場が認められていた。
そんな中、スペイン地元紙「マルカ」英語版は「ワリエワの言い訳」という見出しで特集。記事では「家族の訴えによると、母親のイス・ワリエワと弁護士のアンナ・コズメンコは彼女の体内から検出された低いレベルのトリメタジジンは、クリスマスに祖父と同じグラスを使った際に混入した可能性があると主張している。祖父は心臓の薬として使っていた」と報じている。
金メダル候補のワリエワが3位以内に入った場合、メダル授与式は行われないとIOCは決定。記事では「ワリエワは依然として無実を証明しなければいけない」と指摘している。
(THE ANSWER編集部)