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戦い抜いた銀の小林陵侑、空中姿勢に本場欧州メディア称賛「コバヤシ、動作の傑作だ」

北京五輪は12日、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒル決勝が行われ、ノーマルヒル金メダルの25歳・小林陵侑(土屋ホーム)が292.8点で銀メダルを獲得した。ジャンプでは日本人初の五輪個人種目2冠はならなかったが、仲間と喜びを分かち合った。海外メディアは「動作の傑作だ」と称賛している。金メダルは1本目2位だったマリウス・リンビク(ノルウェー)、銅メダルはカール・ガイガー(ドイツ)。

ラージヒルで銀メダルを獲得し、セレモニーで笑顔を見せた小林陵侑【写真:AP】
ラージヒルで銀メダルを獲得し、セレモニーで笑顔を見せた小林陵侑【写真:AP】

男子個人ラージヒル決勝

 北京五輪は12日、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒル決勝が行われ、ノーマルヒル金メダルの25歳・小林陵侑(土屋ホーム)が292.8点で銀メダルを獲得した。ジャンプでは日本人初の五輪個人種目2冠はならなかったが、仲間と喜びを分かち合った。海外メディアは「動作の傑作だ」と称賛している。金メダルは1本目2位だったマリウス・リンビク(ノルウェー)、銅メダルはカール・ガイガー(ドイツ)。

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 小林は1本目に142.0メートルの最長不倒で147.0点をマーク。大ジャンプで着地直後に胸を叩いて絶叫した。2位に2.2点差の全体1位。「もう一本あるので集中したいです。自分の満足できるジャンプをしたい」と語り、2本目に向かった。2本目はヒルサイズ手前で着地。138.0メートル、145.8点で2位と発表されると、仲間と笑顔でグータッチを交わした。

 海外メディアも2つ目のメダルに続々ツイート。イタリアのスポーツメディア「スポーツフェイス」のロレンツォ・エルコリ記者は「コバヤシ、動作の傑作だ」と美しい空中姿勢をとった画像付きで称賛。駐日ノルウェー大使のインガ・マリーエ・ヴァイデマン・ニーハマル氏は「今日、スキージャンプでノルウェー人と日本人が大勝! おめでとう、ノルウェーのリンビク、そして銀メダル獲得のコバヤシ・リョウユウおめでとう」と祝福した。

 ジャンプの本場欧州メディアが称賛。一方、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は「マリウス・リンビクが2回目の巨大なジャンプで、絶好調の優勝候補だったリョウユウ・コバヤシに衝撃を与えた」と逆転勝ちも報じている。

(THE ANSWER編集部)

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