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小林陵侑の銀に「ぶっ飛べ!ぶっ飛べ!」 兄・潤志郎も笑顔「いいジャンプだった」

北京五輪は12日、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒル決勝が行われ、ノーマルヒル金メダルの25歳・小林陵侑(土屋ホーム)が292.8点で銀メダルを獲得した。ジャンプでは日本人初の五輪個人種目2冠はならなかったが、仲間と喜びを分かち合った。兄・潤志郎は「ぶっ飛べ!と思っていた」と心境吐露。14日の男子団体でメダル獲得を目指す。

銀メダルを獲得し、表彰台で両手を挙げて喜ぶ小林陵侑【写真:AP】
銀メダルを獲得し、表彰台で両手を挙げて喜ぶ小林陵侑【写真:AP】

男子個人ラージヒル決勝

 北京五輪は12日、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒル決勝が行われ、ノーマルヒル金メダルの25歳・小林陵侑(土屋ホーム)が292.8点で銀メダルを獲得した。ジャンプでは日本人初の五輪個人種目2冠はならなかったが、仲間と喜びを分かち合った。兄・潤志郎は「ぶっ飛べ!と思っていた」と心境吐露。14日の男子団体でメダル獲得を目指す。

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 小林は1本目に142.0メートルの最長不倒で147.0点をマーク。大ジャンプで着地直後に胸を叩いて絶叫した。2位に2.2点差の全体1位。「もう一本あるので集中したいです。自分の満足できるジャンプをしたい」と語り、2本目に向かった。2本目はヒルサイズ手前で着地。138.0メートル、145.8点で2位と発表されると、仲間と笑顔でグータッチを交わした。

 兄・潤志郎は24位。インタビューでは、陵侑について「とりあえず『ぶっ飛べ! ぶっ飛べ!』と思っていた」と笑顔で心境を明かした。「でも、いいジャンプをしていた。1位になった選手が(直前に)ちょっと飛び過ぎちゃったので緊張していたかな」とコメント。金メダルは1本目2位だったマリウス・リンビク(ノルウェー)、銅メダルはカール・ガイガー(ドイツ)だった。

 中村直幹は15位、佐藤幸椰は29位だった。14日の男子団体(ラージヒル)でもメダルの期待が高まっている。潤志郎は「団体戦メダルを取ることを目標にしてきたので、しっかり獲れれば」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)

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