トゥクタミシェワ、渦中のワリエワとの2ショット公開

　北京五輪のフィギュアスケート団体戦でROC（ロシア・オリンピック委員会）の金メダルを獲得した15歳カミラ・ワリエワへ、母国の人気選手エリザベータ・トゥクタミシェワからエールが送られている。25歳は10日にインスタグラムを更新し、2ショット画像を公開。「頑張って！　全部よくなるはずよ」とつづると、母国ファンから「真のキャプテンの言葉だわ」と反響が集まっている。

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　ワリエワは昨年12月のロシア選手権で採取され検体から禁止薬物トリメタジジンが検出されたことを、ドーピング検査を管轄する国際検査機関（ITA）が11日に発表。8日に予定されていた団体戦のメダル授与式が急遽中止となって以降、ワリエワが陽性反応を示したことが国内外のメディアに報じられていた。

　2014年グランプリ（GP）ファイナル＆15年世界選手権女王のトゥクタミシェワは、発表前の10日にインスタグラムを更新。ワリエワと衣装姿で鏡に映った2ショットを掲載した。「あなたが今、何を感じているかはわからないけど、それがどれほどのストレスであるかはわかるわ……頑張って！　全部よくなるはずよ」と励ましの言葉を送った。母国ファンから反響が集まっている。

「ありがとう、リーザ！　これは今とても重要です」
「ロシア代表チームの真のキャプテンの言葉だわ、リーザ」
「リーザ、君はなんて優しいハートを持っているんだ」
「リーザ、君は私たちの太陽だ！　カミーラを励ましてくれてありがとう」
「偉い」

　トゥクタミシェワは代表3枠に惜しくも入れず、補欠に。ワリエワは15日の個人戦女子ショートプログラムへの出場が注目されている。