前日に激突アクシデントのフィギュア海外ペアが熱演 米記者「今季最高の出来だった」
北京五輪は7日、フィギュアスケートの団体戦・ペアフリーが行われた。1組目に登場したカナダのバネッサ・ジェームズ、エリック・ラドフォード組は130.07点を獲得。前日の練習でイタリアのペアと激突するアクシデントもあったが、自己ベストに迫る得点を記録した。
北京五輪・フィギュア団体戦
北京五輪は7日、フィギュアスケートの団体戦・ペアフリーが行われた。1組目に登場したカナダのバネッサ・ジェームズ、エリック・ラドフォード組は130.07点を獲得。前日の練習でイタリアのペアと激突するアクシデントもあったが、自己ベストに迫る得点を記録した。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
カナダペアは前日の練習で、同じく練習中だったイタリアの男子ペア選手マッテオ・グアリーゼと接触するアクシデントが発生。転倒し、ジェームズは顔をしかめて腰を押さえ、係員に付き添われてリンク外へ歩いて行った。
状態が心配されたが、この日はトリプルツイストリフト、スロートリプルサルコーなど大技も決め、大きなミスなく演じ切った。前日の激突をツイッターで伝えていた米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は、「慎重なスケートだったが、今季これまで見た中では最高の出来だった」とつづった。
棄権すれば、チームの順位がつかない状況で最後まで演じ切り、この種目で4位に。カナダは4位でメダルを逃したものの、チーム一丸になって団体戦を終えた。個人戦のペアショートプログラム(SP)は18日に行われる。
(THE ANSWER編集部)