鮮烈五輪デビューの鍵山優真、個人戦金メダル争いに仏紙注目「忘れてはいけない存在」
北京五輪は6日、フィギュアスケート団体戦男子フリーが行われ、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が自己ベストを更新する208.94点で1位に。日本は3位で7日の最終日を迎え、初のメダル獲得に前進した。フランス地元紙は「ハニュウとチェン不在の中、カギヤマは絶対に忘れてはいけない存在だと証明した」と称賛している。
北京五輪フィギュアスケート団体戦
北京五輪は6日、フィギュアスケート団体戦男子フリーが行われ、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が自己ベストを更新する208.94点で1位に。日本は3位で7日の最終日を迎え、初のメダル獲得に前進した。フランス地元紙は「ハニュウとチェン不在の中、カギヤマは絶対に忘れてはいけない存在だと証明した」と称賛している。
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18歳の鍵山がやってのけた。冒頭の4回転サルコーを綺麗に着氷。後半も4回転からの3連続ジャンプに果敢に挑んで成功するなど、大きなミスのない演技で堂々の五輪デビューとなった。フランス地元紙「レキップ」は鍵山の鮮烈な五輪デビューに注目している。
「世界選手権銀メダルの日本人は、フリーで4本の4回転ジャンプで魅了した。躍動のスケーターは11.45点の自己ベストを更新し、今季の国際大会における最高点を謳歌した」
ネイサン・チェン(米国)は団体戦男子ショートプログラム(SP)で1位の演技を見せた。役目を終え、同フリーでは羽生結弦(ANA)とともに姿はない。記事では「五輪で二大本命となる世界選手権3度優勝のチェンと五輪連覇王者ユヅル・ハニュウは不在だったが、ユウマ・カギヤマは絶対に忘れてはいけない存在であることを証明した」と掲載した。
初出場の重圧を吹き飛ばし、存在感を示した鍵山。多くの海外メディアに取り上げられ、一気にその名を轟かせている。フランスメディアも男子シングルの金メダル争いに割って入ると見ているようだ。
(THE ANSWER編集部)