中国金メダル1号 ショートトラック米国失格で決勝進出に地元紙は「間一髪で命拾った」
北京五輪は5日、スピードスケートのショートトラック混合2000メートルリレー決勝で、中国が金メダルを獲得した。地元開催の中国にとって、今大会の金メダル第1号。準決勝で一時は敗退かと思われたが、米国が失格となったことで決勝進出し、栄冠を掴んだ。地元メディアも「間一髪で命拾い」「ハラハラドキドキ」などと手に汗握る展開を伝えている。
新種目ショートトラック混合リレー準決勝は3位敗退から一転、決勝進出
北京五輪は5日、スピードスケートのショートトラック混合2000メートルリレー決勝で、中国が金メダルを獲得した。地元開催の中国にとって、今大会の金メダル第1号。準決勝で一時は敗退かと思われたが、米国が失格となったことで決勝進出し、栄冠を掴んだ。地元メディアも「間一髪で命拾い」「ハラハラドキドキ」などと手に汗握る展開を伝えている。
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ショートトラック混合リレーは今大会からの新種目。金メダル候補に挙がっていた中国だが、上位2チームが勝ち進む準決勝では3位に。一時は敗退かと思われた。しかし、このレースで2位となった米国、そしてROCに妨害があったと判定され失格に。一転、中国の決勝進出が決まっていた。
決勝では武大靖がトップでゴールに飛び込み、金メダルを掴んだ中国。地元紙「湖南日報」は「1つ目の金 2000メートル混合リレーで中国がハラハラドキドキの金奪取」との見出しで記事を掲載。「鋭いスタート、稲妻のような、そして手に汗握る展開……2分37秒348! 中国初の金!」と金メダル獲得の歓喜を伝えている。
準決勝については「人々は手に汗握って見守ることになった」「中国チームは間一髪で命を拾い、決勝に進出したのだった」と紹介。世界ランク2位のオランダ、世界記録を持つ韓国がメダルを逃したことに触れ、「一瞬にしてめまぐるしい変化が繰り返される競技」「何が起こってもおかしくはない」「不確定要素に満ちている」などと競技の特徴を記していた。
記事では「5日夜、ハラハラドキドキの末、ずっしりと重い初の金メダルを獲得して、中国チームのメンバーはみな涙を流した」「時間と競争するばかりでなく、戦略も考え、常にスピードとコースを調整し、目に見えない、絶え間ない競り合いの末、中国チームはトップを成し遂げたのだ」と、涙する中国チームの奮闘ぶりを伝えていた。
(THE ANSWER編集部)