「私を一番不安にさせるのはヒグチとカワベ」 フィギュア日本勢をロシア五輪女王が警戒
4日に開幕した北京五輪。フィギュアスケートの女子は「絶望」の異名を取る15歳カミラ・ワリエワを筆頭にアレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワというロシア3人の表彰台独占も予想されるが、国内からライバル選手に日本人選手の名前を挙げた。
ソトニコワは「ヒグチとカワベ」、露メディアは「サカモト」をそれぞれ警戒
4日に開幕した北京五輪。フィギュアスケートの女子は「絶望」の異名を取る15歳カミラ・ワリエワを筆頭にアレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワというロシア3人の表彰台独占も予想されるが、国内からライバル選手に日本人選手の名前を挙げた。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
ロシアメディア「sportsdaily.ru」の取材に応じたのは、ソチ五輪女王アデリーナ・ソトニコワ氏。「北京五輪で女子シングルのロシア表彰台の独占は現実的ですか?」と問われると「すべて率直に我々の女子スケーターとライバルたちの滑り次第です。オリンピックは――とても予測不可能なイベントです、何しろすべてがほんの数秒で変わるかもしれませんから。でも私は我々の女子スケーターたちを表彰台の上で見たいです」と語った。
何が起こるか分からないのが五輪。「誰が金メダルをかけたロシアの女子スケーターたちの戦いに割って入りますか?」との問いに挙げたのは日本人2人の名前。「私を一番不安にさせるのはトリプルアクセルをマスターしている日本人スケーターのワカバ・ヒグチとマナ・カワベです。我々の女子スケーターたちは油断するべきではありません」と3回転アクセルを持つ樋口新葉、河辺愛菜の2人を警戒した。
一方、ロシアメディア「livesport.ru」もメダル予想を展開。女子、ペア、アイスダンス、団体戦で金メダルのチャンスがあり、女子は金・銀・銅の独占の可能性もあるとした。しかし、「油断してはらない」とし、「もしジャッジがロシア選手権や欧州選手権ほど好意的でないことを考慮すると、条件付きで日本人、カオリ・サカモトがすべての計画を邪魔するかもしれない」と全日本女王・坂本花織の名前を挙げた。
(THE ANSWER編集部)