圧巻111.71点チェン、団体戦1位発進に喜び「自分は感情を出さない人間だけどハッピー」
北京五輪のフィギュアスケート団体戦は4日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、米国はネイサン・チェンが自己ベスト111.71点をマーク。羽生結弦(ANA)が持つ世界歴代最高111.82点に迫る高得点を記録し、米国の首位発進に貢献した。演技後のインタビューでチェンは「心の底からハッピー」などと話している。米記者が伝えた。
北京五輪フィギュアスケート団体男子SP
北京五輪のフィギュアスケート団体戦は4日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、米国はネイサン・チェンが自己ベスト111.71点をマーク。羽生結弦(ANA)が持つ世界歴代最高111.82点に迫る高得点を記録し、米国の首位発進に貢献した。演技後のインタビューでチェンは「心の底からハッピー」などと話している。米記者が伝えた。
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絶対王者も正直に嬉しさを吐露した。初の金メダルを狙う米国のトップバッターを務めたチェン。黒のジャケット姿で登場し、冒頭の4回転フリップに軽々成功。続く3回転アクセル、後半の4回転ルッツ―3回転トウループも全て決めた。得点は111.71点。羽生の記録にあと一歩まで迫った。
105.46点で2位の宇野昌磨とは6.25点差をつけた。米放送局「NBCスポーツ」などに寄稿するリン・ラザーフォード氏のツイッターによると、チェンは演技後のインタビューでこう語ったという。
「まだまだこれから。もちろん本当に嬉しい。自分は感情を表に出さない人間だけど、心の底からハッピーなんだ」
4年前の平昌五輪では、個人の男子SPでまさかのミスが続いて5位。力を発揮できなかった五輪の舞台でしっかりと結果を残し、金メダルを狙う男子シングルにも弾みをつけた。
(THE ANSWER編集部)