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チェン、団体戦SPで異次元の111.71点! 米国の先陣で衝撃、羽生結弦の世界最高に迫る

北京五輪のフィギュアスケート団体戦は4日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、米国はネイサン・チェンが自己ベスト111.71点をマーク。羽生結弦が持つ世界歴代最高111.82点に迫る高得点を記録し、米国の首位発進に貢献した。2位は宇野昌磨が登場した日本、3位はロシアが続いた。

北京五輪団体戦の男子SPに登場したネイサン・チェン。111.72点をマークした【写真:Getty Images】
北京五輪団体戦の男子SPに登場したネイサン・チェン。111.72点をマークした【写真:Getty Images】

北京五輪フィギュアスケート団体男子SP

 北京五輪のフィギュアスケート団体戦は4日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、米国はネイサン・チェンが自己ベスト111.71点をマーク。羽生結弦が持つ世界歴代最高111.82点に迫る高得点を記録し、米国の首位発進に貢献した。2位は宇野昌磨が登場した日本、3位はロシアが続いた。

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 悲願の初優勝を目指す米国がトップバッターに指名したのが、チェンだった。世界選手権で3連覇するなど、羽生結弦とともに男子シングルで2強を形成する逸材。実施された過去2大会でともに銅メダルに終わったが、金メダルへ男子のエースを配した。

 黒のジャケットに白のインナーをまとったチェンは、冒頭の4回転フリップを余裕を持って着氷。続く3回転アクセルも成功させた。後半の4回転ルッツ―3回転トウループという高難度の連続ジャンプも着氷した。

 平昌五輪は個人の男子SPでまさかのミスが続き、悪夢を見たが、逞しくなって帰ってきた五輪の舞台で異次元の演技を見せつけた。

【団体戦の仕組み】

 個人戦に先駆け、3日間で争う種目。14年ソチ大会から導入された。10チームが参加し、男女シングル各2人、ペア、アイスダンス1組の計8人で構成される。4種目の順位に応じた獲得ポイント(1位10点、2位9点…10位1点まで)でメダルを争う。男女、ペアのSPとアイスダンス・リズムダンスの上位5チームがフリーに進出。4日に男子SP、アイスダンスRD、ペアSP、6日に女子SP、男子フリー、7日にペアフリー、アイスダンスFD、女子フリーが行われる。

(THE ANSWER編集部)

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