「ドラフトキングス」のオッズを米メディアが紹介

　2月4日に開幕する北京五輪で注目競技の一つ、フィギュアスケート。米メディアはブックメーカーの男子シングル優勝オッズを紹介し、現時点でネイサン・チェン（米国）が本命オッズを与えられていると報じている。

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「2022年冬季五輪　トップスーパースターとメダル本命の最新オッズ」と特集したのは、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」だった。米ブックメーカー「ドラフトキングス」の注目競技のオッズを紹介したもので、男子フィギュアは同国のエース、チェンが本命オッズを与えられているという。

　記事では「ネイサン・チェンは一度も五輪金メダルを獲得したことがない。キャリア唯一のメダルは平昌五輪の団体に参加した銅メダルだ」と紹介する一方で、平昌五輪後の好調ぶりに注目。「全米選手権6連覇と世界選手権3連覇でチェンは北京の男子シングルにおける圧倒的な本命となっている」。現時点でチェンのオッズは1.25倍でドラフトキングス社は本命視。一方、3連覇のかかる羽生結弦は5.5倍で続くという。

「チェンの最大の競争相手は日本のユヅル・ハニュウになりそうで、14年と18年の冬季五輪でいずれも男子シングルで金メダルを獲得している。しかし、チェンはそれ以来、成長している」と分析し、「チェンが不振に終わったり、他の選手が想定外の輝けるパフォーマンスを見せる可能性は常に存在する。しかし、冬季五輪に向けて、チェンは北京で初の五輪金メダルを手中に収めるいい位置につけている様子だ」と記した。