北京五輪はあらゆる「ロボット」で感染対策 バーテンダーロボに食事お届けロボまで
2月4日に開幕する北京五輪。新型コロナウイルスのオミクロン株が世界的に広がる中で行われる大会は感染対策に厳戒態勢が敷かれ、あらゆる「ロボット」が活躍するようだ。海外メディアが取り上げている。
シェイカーでカクテルを作るロボット、ホテルの部屋に食事を届けるロボット
2月4日に開幕する北京五輪。新型コロナウイルスのオミクロン株が世界的に広がる中で行われる大会は感染対策に厳戒態勢が敷かれ、あらゆる「ロボット」が活躍するようだ。海外メディアが取り上げている。
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報道陣が拠点とするメディアセンターで驚きのロボットを発見したのは、香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」。公式ツイッターで、1本の動画を投稿した。
白のアームが音を立てながら高速で上下左右にシェイカーを振る。そして、グラスを取り上げ、オレンジ色のドリンクを注いだ。「北京五輪のメディアセンターでバーテンダーロボットに会いました。このロボットはアルコールドリンクもノンアルコールドリンクも作ることができます。携帯電話でコードをスキャンして、オーダーします。人間のスタッフもアシスタントとして横にいます」と動画内で説明している。
投稿の文面では「バーテンダーロボットは北京五輪でドリンクを作成。混ぜてカクテルを90秒で作ります」と記しており、ロボットが報道陣にドリンクを振る舞うようだ。
一方で、大会の公式ホテルで驚きのサービスを紹介したのは、米テキサス州のABC放送系列地元テレビ局「WNEP」のニュース番組「KLBK News」公式ツイッター。こちらも動画を投稿している。
ホテルの扉を開けると、白いロボットが1台。番号を押してロックを解除すると、ロボット本体の扉が開き、紙袋を取り出した。すると、そのまま誰もいない廊下を去っていく。投稿では「ロボットルームサービス:北京五輪の公式ホテルではロボットが食事を部屋に運びます。冬季五輪で感染が拡大するのを防ぐための追加施策です」と説明。人と人との接触を避けるための対応策のようだ。
選手村でもロボットを使った食事配膳の様子を米大手放送局「CNN」が紹介するなど、北京五輪の感染対策は高い関心を集めている。
(THE ANSWER編集部)