高梨沙羅、ビッグジャンプで北京五輪に弾み 2年4か月ぶり“異例出場”の下部大会で連勝
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が、2月4日開幕の北京五輪前にビッグジャンプを見せた。
2本目は最長不倒の136メートルで圧勝、次戦W杯は回避の見込み
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が、2月4日開幕の北京五輪前にビッグジャンプを見せた。
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1月22日にオーストリア・インスブルックで開催されたコンチネンタルカップ(ヒルサイズ=HS128メートル)に出場。初日に続く優勝を飾り、五輪に向けて順調な仕上がりをアピールした。
ワールドカップ(W杯)よりグレードが下のコンチネンタルカップに高梨が出場するのは2019年9月以来、2年4か月ぶり。2本目は最長不倒の136メートルを飛び、合計257.2点で2位以下に大差をつけて圧勝した。ゲートは2本とも最も低い16番ゲートだった。他の日本勢は勢藤優花(北海道ハイテクAC)の11位が最高だった。
1日にスロベニアで行われたW杯個人第9戦で今季初優勝を飾った高梨は、新型コロナウイルスの影響で日本で予定されていたW杯が中止になったことから、他の代表メンバーとともに欧州に残って調整していた。五輪まで期間が空くため、異例のコンチネンタルカップ出場となったが、最高の形で五輪へ弾みをつけた。
次戦のW杯は28日よりドイツのビリンゲンで行われるが、HS147メートルとジャンプ台が大きいため、回避の見込みだ。
(THE ANSWER編集部)