ハンドリングミスが目立ったイングランド 菊谷崇「本来ならもっと点数を取れていた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、大会7日目を迎え、前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズHCが率いるイングランドがアメリカと対戦し、7トライを奪って45-7で完勝した。強豪国が多く“死の組”とも呼ばれるプールCで、早くも勝ち点10を挙げたイングランドだが、「クオリティーの低い試合だった」と見るのは、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏だ。その理由はなぜか、「THE ANSWER」に語った。
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ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、大会7日目を迎え、前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズHCが率いるイングランドがアメリカと対戦し、7トライを奪って45-7で完勝した。強豪国が多く“死の組”とも呼ばれるプールCで、早くも勝ち点10を挙げたイングランドだが、「クオリティーの低い試合だった」と見るのは、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏だ。その理由はなぜか、「THE ANSWER」に語った。
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大差のついた試合にはなりましたが、いやぁ、イングランドは本来ならもっと点数が取れていた試合でしたね。僕は現地にいましたが、スタジアムは開閉式の屋根が閉まり、かなり湿度が高い状態でした。それも影響したのか、イングランドのハンドリングミスが多かったですね。前半もイングランドのノックオンで終了。後半もミスが多いのは変わらず、正直なところ、クオリティーの低い試合だったと思います。
イングランドは初戦のトンガ戦から10人メンバーを入れ替えました。どの選手もみんな、自分をアピールするチャンスだったので、ペナルティーゴールを狙わずに攻めに徹したのは良かったですね。前半にモールトライを2つ決めて、アメリカをパワーで圧倒した。でも、後半はパワープレーから一転してボールを回して攻めた点に、チームとしての意志のようなものを感じました。
今日はそもそも、ボーナスポイントを取って勝利するのが最低限の目標。それはクリアできたけれど、やっぱりハンドリングエラーが多くて、イングランドの見せ場という見せ場はなかった。ファンはちょっとガッカリしたんじゃないかと思います。エディーさんも決して満足のいく試合内容ではなかったと思いますが、湿度などの条件を考えれば、次の試合に影響があるミスではないでしょう。