[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ハンドリングミスが目立ったイングランド 菊谷崇「本来ならもっと点数を取れていた」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、大会7日目を迎え、前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズHCが率いるイングランドがアメリカと対戦し、7トライを奪って45-7で完勝した。強豪国が多く“死の組”とも呼ばれるプールCで、早くも勝ち点10を挙げたイングランドだが、「クオリティーの低い試合だった」と見るのは、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏だ。その理由はなぜか、「THE ANSWER」に語った。

イングランドが7トライを奪いアメリカに圧勝【写真:Getty Images】
イングランドが7トライを奪いアメリカに圧勝【写真:Getty Images】

光った選手はW杯初出場の英21歳FLカリー「一歩でも前に出ようと」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、大会7日目を迎え、前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズHCが率いるイングランドがアメリカと対戦し、7トライを奪って45-7で完勝した。強豪国が多く“死の組”とも呼ばれるプールCで、早くも勝ち点10を挙げたイングランドだが、「クオリティーの低い試合だった」と見るのは、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏だ。その理由はなぜか、「THE ANSWER」に語った。

【注目】育成、その先へ 少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信する野球育成解決サイト『First-Pitch』はこちらから

 ◇ ◇ ◇

 大差のついた試合にはなりましたが、いやぁ、イングランドは本来ならもっと点数が取れていた試合でしたね。僕は現地にいましたが、スタジアムは開閉式の屋根が閉まり、かなり湿度が高い状態でした。それも影響したのか、イングランドのハンドリングミスが多かったですね。前半もイングランドのノックオンで終了。後半もミスが多いのは変わらず、正直なところ、クオリティーの低い試合だったと思います。

 イングランドは初戦のトンガ戦から10人メンバーを入れ替えました。どの選手もみんな、自分をアピールするチャンスだったので、ペナルティーゴールを狙わずに攻めに徹したのは良かったですね。前半にモールトライを2つ決めて、アメリカをパワーで圧倒した。でも、後半はパワープレーから一転してボールを回して攻めた点に、チームとしての意志のようなものを感じました。

 今日はそもそも、ボーナスポイントを取って勝利するのが最低限の目標。それはクリアできたけれど、やっぱりハンドリングエラーが多くて、イングランドの見せ場という見せ場はなかった。ファンはちょっとガッカリしたんじゃないかと思います。エディーさんも決して満足のいく試合内容ではなかったと思いますが、湿度などの条件を考えれば、次の試合に影響があるミスではないでしょう。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集