池江璃花子、メダルなしの裏に“体の変化”があった? 伊藤華英「腕が短く見えた」
水泳の世界選手権(ブダペスト)は28日(日本時間29日)、50メートル自由形準決勝で池江璃花子(ルネサンス亀戸)は24秒84の全体16位で決勝進出を逃し、これで今大会の個人種目を終了。7種目に出場したが、期待されたメダル獲得がならなかった要因について、元北京五輪、ロンドン五輪代表の伊藤華英氏は「トレーニングの変化で体が重くなったのか、体の変化に対して泳ぎの感覚が追いついていない印象です」と挙げた。
個人種目メダルなしで終了、伊藤氏分析「体の変化に泳ぎが追いついていない」
水泳の世界選手権(ブダペスト)は28日(日本時間29日)、50メートル自由形準決勝で池江璃花子(ルネサンス亀戸)は24秒84の全体16位で決勝進出を逃し、これで今大会の個人種目を終了。7種目に出場したが、期待されたメダル獲得がならなかった要因について、元北京五輪、ロンドン五輪代表の伊藤華英氏は「トレーニングの変化で体が重くなったのか、体の変化に対して泳ぎの感覚が追いついていない印象です」と挙げた。
伊藤氏は「今は練習にウェートトレーニングを入れていて、筋肉量を増やし、体重も増えていると思います」と話し、筋力強化の狙いについて分析した。
「まだ線が細い状態なので。ひとかきでの力をつけた方がいいという狙いもあるし、怪我を防ぎながら、タイムを上げようという思いもあると思います」
その体の変化が、泳ぎに影響を及ぼしたとみている。
「個人的には腕が短く見えました。彼女の場合、肩甲骨の柔らかさが武器ですが、今回は後半の伸びが見当たらず、滑るような泳ぎが見られなかった。体の変化に泳ぎの感覚が追いついていない印象。今大会に関していえば、悪くもないですが、良くもないという泳ぎでした」
伊藤氏自身も現役時代は線が細く、10代後半にウェートトレーニングに力を入れたというが、難しさがあるという。