川内優輝が世界陸上マラソン大展望 コースは「簡単」日本が仕掛けるなら「女子」 鍵は気象条件
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕。注目の女子マラソンは14日、男子マラソンは15日号砲。プロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が大舞台を前に取材に応じ、世界トップが集う42.195キロの展望を語った。

女子は14日、男子は15日に号砲
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕。注目の女子マラソンは14日、男子マラソンは15日号砲。プロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が大舞台を前に取材に応じ、世界トップが集う42.195キロの展望を語った。
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14日号砲の女子は小林香菜(大塚製薬)、安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)、15日号砲の男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、小山直城(Honda)、近藤亮太(三菱重工)が出場。東京を疾走する。
コースはパリ五輪代表選考会となった23年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)とほぼ同じ。MGCで魂の独走を披露して4位に入った川内は、「簡単なコース」と断言する。
「コースはめちゃくちゃ簡単だと思いますよ。上り坂は最後の市ケ谷のところくらいしかないので。カーブや折り返しも、道幅が広いのでそれほど負担にはなりません」
9月中旬の東京開催。鍵を握るのはやはり気象条件だ。男女とも午前8時に号砲の予定だったが、暑さを考慮して午前7時30分に前倒しされた。
「スタートの時間は暑さはマシでも、時間を追うごとに暑くなってきます。30度を超えてくることもあると思いますが、雨が降ったりするとまた変わってくるので、難しいですね」
川内には苦い経験がある。4度目の世界選手権となった19年ドーハ大会は、現地午後11時59分スタートという異例の深夜レース。9月27日の女子はスタート時の気温が32度という過酷な条件となったものの、10月5日の男子は同29度と自身の想定よりも涼しかった。
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