あの川内優輝を抜き去った異色の女子ランナー「男子をバンバン抜いて…」 世界陸上で推す24歳
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕した。大舞台を前にプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が「THE ANSWER」の単独取材に応じ、男女マラソンの日本選手を徹底解説。14日号砲の女子は、異色キャリアの24歳に期待を込めた。

小林香菜は異色のキャリア
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕した。大舞台を前にプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が「THE ANSWER」の単独取材に応じ、男女マラソンの日本選手を徹底解説。14日号砲の女子は、異色キャリアの24歳に期待を込めた。
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日本女子は小林香菜(大塚製薬)、安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)の布陣で世界に挑む。世界陸上に4度出場し、マラソンのキャリアが140戦を超える“百戦錬磨”の川内は、「経歴がなかなかいいですよね!」と小林に熱視線を送った。
24歳の小林は早大時代は陸上部ではなく、ランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属。かつて埼玉県庁職員として「最強の市民ランナー」と呼ばれた川内とは異色キャリアの共通点がある。
「経歴もいいんですけど、楽しそうに走っているのもいいんですよね。マラソン選手って修行僧みたいなタイプも多いのですが、小林選手は本当に楽しそうに走っています」
川内は小林に負けた経験がある。昨年の防府読売マラソン。男女混合の大会、川内は30キロ付近で小林に抜かれた。
「男女混合レースだと、女性は男性のペースメーカー的存在に引っ張ってもらうことが多いのですが、小林選手は30キロで私をかわした時、ひたすら1人で走っていたんですよ。私を含めて男子選手をバンバン抜いて、ぐんぐん上がっていきました!」
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