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ヤ軍ジャッジIL入り、負傷部位は「筋肉のシートベルト」 専門家に聞いた再発リスクと復帰時期

ポストシーズン前の復帰可能性は…? 再発のリスクは18%

 屈筋腱損傷の治療は、まず炎症を抑えるための安静とリハビリを並行して行います。MLBで屈筋腱損傷を経験した選手の復帰期間は、中央値で42日という報告がもあります。故障の状態と回復次第ですが、ジャッジ選手は10月のポストシーズン前に復帰できる可能性は十分あると言えるでしょう。

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 適切な治療とリハビリを行えば、屈筋腱損傷の予後は比較的良好です。多くの選手が元の競技レベルに復帰できています。ただし、再発のリスクは約18%と報告されており、リハビリ不足や早期復帰によるオーバーロードには注意が必要です。

 また、屈筋腱損傷は時に内側靭帯損傷の前兆となる可能性もあるため、慎重な経過観察が重要です。

 ジャッジ選手の場合は、幸い内側側副靱帯(UCL)に損傷はないという報道もあります。投球動作は肘に大きな負担がかかるため、痛みの状態を見ながら指名打者(DH)として早期復帰する可能性も選択肢に十分入ってくると思います。

 強烈なホームランを量産するスラッガーですので肘や身体への負担は相当大きいと思います。まずは傷を癒して、またスタジアムを沸かす勇姿を見れるように祈っています。

(THE ANSWER編集部)

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新盛 淳司

芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院院長

柔道整復師、鍼灸師

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院代表も務める。関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔さんをセルティック時代から専属トレーナーとして支えるなど、トップアスリートのケアにも従事。

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