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なぜ、錦織圭はフェデラーに勝てたのか 4年半ぶりの撃破に見る2つの勝因とは

フェデラーは不調だった一方で光った錦織の「集中力」と「対応力」

 アグレッシブにネットに出ることで、フェデラーがストロークのリズムをつかめず、優位性を失うことがなかった。

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「錦織選手もシーズン終盤で決して良いコンディションではありませんでした。しかし、タイブレークやセカンドセットでは高い集中力を保っていました。セカンドセットも終始フェデラー選手のショットは精度を欠いていましたが、それでもブレークされたあとすぐにブレークバックを出来たことが大きかったと思います」

 相手の不調に助けられながらも、錦織が要所で高めた「集中力」と「対応力」こそが2014年以来、3度目のフェデラー戦勝利の要因となった。

(THE ANSWER編集部)

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綿貫 敬介

 明治安田生命所属 世界ATPランキング1525位(2017年9月時点)。

 埼玉県春日部市のグローバル・プロ・テニス・アカデミーの常任コーチを務めながら、世界ジュニアランキング2位の弟・陽介のツアーコーチも兼務。ジュニア時代には世界ランク5位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)ら実力者と対戦した経歴を持つ。

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