フェデラーは「全盛期」に戻った 専門家も期待するウィンブルドンV
高まるウィンブルドン制覇の期待、「全豪のような結果になってもおかしくない」
「一番の特徴はリターン力が上がっていることです。特にバックハンドのリターン力は上がっています。レベルアップしていますね。ウィンブルドン、USオープン、全豪、全仏という順番で打球のスピードが速くなりますが、今回の全豪のハードは相当高速仕様になっていました。
高速ハードを制覇したことで、フェデラー選手にはウィンブルドンで優勝の期待が高まります。今回の全豪では怪我をしてしまったので回復次第というところもあります。ジョコビッチ選手とマレー選手も芝に強いですが、フェデラー選手の充実ぶりから(ウィンブルドンも)全豪のような結果になってもおかしくないですね」
綿貫はこう解説し、「芝の王者」と呼ばれたフェデラーの12年大会以来となるウィンブルドン制覇に期待を寄せた。全世界のテニスファンを感動させたスイスのマエストロは6月、再び栄冠を掴むのだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer