フィギュア選手もリンクは寒い? 必需品はティッシュ、女子は「柔らかめ」を好むワケ
選手の対策もさまざま、ティッシュは柔らかめが最適?
万全の演技をするため、選手の寒さ対策もさまざま。
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「私はカイロを常備し、ウォーミングアップ中も手袋をして過ごしました。カイロは上着のポケットに2つ入れ、ずっと握りしめます。手先が冷えると本当に動けず、ジャンプで大切な手を締める空中動作ができない。もう一つ、寒い場所で運動をすると鼻水が出やすく、ティッシュが必需品。女子選手は硬めの紙では鼻周りの化粧が落ちてしまう。私は柔らかめを愛用し、極力かまないように努力していました」
海外になると会場内の環境も異なり、寒さの体感も変わる。
「外気温に比例して寒くなることが多いのですが、ハルビンや長州などの会場で滑った中国はより寒かった印象があります。その時は衣装を長袖に変えることもありました。ただ、今大会の会場・首都体育館はISU(国際スケート連盟)が管理のもと、温度設定はしっかりとされていると思います。選手たちは通常の国際大会と変わらない体感で臨めると信じています」
テレビで見ていると、感じることのできないリンクの気温。選手たちは万全の演技をするため、入念な調整も求められている。
(THE ANSWER編集部)