4強敗退のイラン監督「国民に謝罪する」 王者カタールに惜敗「責任は私にある」「私の人生最悪の日」
日本代表が8強で敗退したサッカー・アジアカップ(杯)カタール大会は7日(日本時間8日)、準決勝が行われ、前回王者カタールがイランに3-2で勝利を収めた。互いに見せ場を多くつくる激闘。10日(同11日)の決勝はヨルダンと対戦する。イランのアミール・ガレノイ監督は「国民に謝罪する」と敗戦を振り返った。
アジア杯
日本代表が8強で敗退したサッカー・アジアカップ(杯)カタール大会は7日(日本時間8日)、準決勝が行われ、前回王者カタールがイランに3-2で勝利を収めた。互いに見せ場を多くつくる激闘。10日(同11日)の決勝はヨルダンと対戦する。イランのアミール・ガレノイ監督は「国民に謝罪する」と敗戦を振り返った。
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前半開始4分、イランのFWサルダル・アズムンが背後のボールに跳び上がって右足を振り抜き、バイシクルシュートで先制。一方、カタールは同17分、ミドルシュートがイランDFに当たり、方向が変わったボールがゴールに吸い込まれた。さらに前半43分、FWアクラム・アフィフがエリア左手前で4人に囲まれながらもわずかな隙間をぶち抜くミドルシュート。2-1のカタールリードで後半に入った。
後半開始早々、イランがエリア内で放ったシュートがカタール選手の手に直撃。一度は流されたが、VAR判定の末にPKに覆り、MFアリレザ・ジャハンバフシュがど真ん中に決めて2-2とした。一方、カタールは同37分、味方のミドルがゴール前で足元に入ったFWアルモエズ・アリが振り向いてシュート。オフサイドギリギリだったが、VAR判定に入ることなく得点が認められ、決勝点となった。
ロイター通信のシニアスポーツ特派員であるロヒス・ネイヤー氏は、Xでイランのガレノイ監督の談話を紹介。「イラン国民に謝罪する。今日、我々は彼らを幸せにする責任があった。全てを出し切った選手たちに感謝したい」と語ったという。さらに「この敗戦の責任者を探すのであれば、それは私にある。(責任を負うのは)連盟でも選手たちでもない。私の人生において最悪の日の一つだと思う」と指揮官として背負いこんだ。
初優勝した前回19年大会に続く2度目の大会制覇を狙うカタールに対し、準々決勝で日本を倒したイランは3連覇した1976年以来48年ぶり4度目の頂点が懸かっていた。すでにヨルダンが10日(同11日)の決勝に駒を進めていた。
(THE ANSWER編集部)