韓国代表は「ゾンビサッカー」 崖っぷちから生き返る…ネット発の愛称に指揮官「いくらあってもいい」
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、64年ぶりの優勝を目指す韓国が2-1で豪州を下して4強へ進出した。0-1で迎えた後半アディショナルタイム(AT)に追いつき、延長戦で勝ちきる展開。正規の時間が終わってから得点を奪うのはこれで4試合連続となり、韓国では「ゾンビサッカー」という愛称が定着しつつあるという。
後半アディショナルタイムのゴールが実に4試合連続の“劇場”
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、64年ぶりの優勝を目指す韓国が2-1で豪州を下して4強へ進出した。0-1で迎えた後半アディショナルタイム(AT)に追いつき、延長戦で勝ちきる展開。正規の時間が終わってから得点を奪うのはこれで4試合連続となり、韓国では「ゾンビサッカー」という愛称が定着しつつあるという。
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試合は1点を追う後半ATに、エースのソン・フンミンがPKを獲得。これをファン・ヒチャンが決めて延長戦に突入した。さらに延長前半14分には、ソン・フンミンの決勝FKで勝負を決めた。この場面を韓国紙「韓国経済」は「韓国は今回のアジアカップ、正規の競技時間を終えた後の追加時間に最も多くの得点を挙げるという“ゾンビサッカー”を披露している」と伝えた。
1月20日のヨルダン戦、同25日のマレーシア戦、そして30日のサウジアラビアとの決勝トーナメント1回戦と後半ATでの得点が続いている。
韓国メディア「SPOTV NEWS」によると、試合後のユルゲン・クリンスマン監督の記者会見でも、この愛称について質問が出たという。崖っぷちで生き残って危機を乗り越えるチームが「休暇の宿題サッカー」「ゾンビサッカー」とSNSで呼ばれていることについて指揮官は「ニックネームはいくらあってもいい」と鷹揚に構えている。
またソン・フンミンもこの愛称に触れた。韓国メディア「エックスポーツニュース」が伝えた試合後会見の模様によれば「どんなサッカーをしようと勝つことが大切だし、これは事実ゾンビサッカー。ただ私が見た時には、これもチームの能力だと考えています。私たちの選手は、全員最後まであきらめない部分は最大の利点」としている。
韓国の次戦は6日(日本時間7日未明)、ヨルダンとの準決勝。また崖っぷちからよみがえる姿を見せてくれるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)