長嶺 真輝の記事一覧
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箱根駅伝で台頭、沖縄県にさらなる後押し 高校野球で一躍脚光の私学「エナジック」が“駅伝部”新設
2025.01.02沖縄の亜熱帯気候に適したトレーニング方法を模索し、名護高校の陸上女子駅伝部で結果を残した大城昭子さん。2014年に自身の母校である北山高校に赴任すると、男子の指導も始めた。そして2019年、後に沖縄の男子駅伝の歴史を塗り替えることになる上原琉翔や嘉数純平ら“黄金世代”が入学してきた。(前後編の後編、「箱根駅伝に異変 “長距離不毛の地”沖縄ランナーが躍進、環境不利な南国で何が…変革を牽引した2人の存在」から続く、取材・文=長嶺 真輝)
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箱根駅伝に異変 “長距離不毛の地”沖縄ランナーが躍進、環境不利な南国で何が…変革を牽引した2人の存在
2025.01.02高校や都道府県対抗の陸上全国駅伝は40番台が定位置、個人でも目ぼしいランナーはピンとこない――。そんな「長距離不毛の地」だった沖縄が、変わりつつある。大学スポーツの花形である東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に出走した沖縄県勢は、これまで十数人にとどまるが、今回の第101回大会にエントリーした選手は6人。史上6校目となる3冠達成を狙う國學院大学で主力を担う上原琉翔(3年、北山高校出身)を筆頭に、力のあるランナーがポツポツと現れてきた。育成環境としては不利とされてきた暑さの厳しい南国の離島県で、何が起きているのか。変革をけん引してきた北山高校前監督の大城昭子さん(61)、陸上クラブ「なんじぃAC」の創設者である濱崎達規さん(36)に話を聞いた。(前後編の前編、取材・文=長嶺 真輝)
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ファン騒然の“謎高校”から支配下指名 たった創部3年で誕生「しかも1期生で…」プロ野球で校名を全国区に
2024.10.24「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日に行われ、ノーサイン野球を武器に今夏の沖縄大会で準優勝まで駆け上がり、「謎の高校」として話題を呼んだエナジックスポーツ(沖縄)の龍山暖捕手が、西武から6位指名を受けた。同校はまだ創部3年目で、龍山は1期生の一人。1年生15人のみから始まったチームが、最短期間で初のドラフト指名選手を生み出した。
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沖縄尚学にコールド勝ちの旋風 創部3年、新鋭校エナジックがノーサイン野球で8強 指揮官「今日は完璧」【高校野球】
2024.07.13第106回全国高校野球選手権の沖縄大会は13日、沖縄市のコザしんきんスタジアムなどで3回戦を行い、春王者で第1シードのエナジックスポーツが、昨夏の甲子園ベスト8の沖縄尚学に7-0でコールド勝ちを収めた。機動力を重視したノーサイン野球を存分に発揮し、8強に進出。初の甲子園にぐっと近付いた。創部3年目の新鋭校による快進撃が止まらない。
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沖縄球界に異変起こした謎の高校 興南・沖縄尚学の2強破って創部3年目で県王者「エナジックスポーツ」とは
2024.07.02海を越え、甲子園から沖縄に大優勝旗を持ち帰った高校は2校しかいない。私立の沖縄尚学と興南だ。沖縄の高校野球界は近年もこの両雄が軸だが、この春、そこに割って入る異色のチームが現れた。同じく私立の「エナジックスポーツ高等学院」(以下、エナジック)である。まだ創部3年目ながら、機動力を重視した「ノーサイン野球」を武器に春の県大会で沖縄尚学や興南を打ち破り、頂点をかっさらった。やけにカタカナが目に付く長い校名、新興チームがあうんの呼吸で見せる縦横無尽の攻撃――。謎めいた高校の正体を紐解く。
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バスケ界の“リアル・宮城リョータ”が渡米へ スラムダンクの経歴辿る日本一高校PGがNCAA強豪目指す
2024.03.192022年12月に公開され、大反響を巻き起こしたバスケットボール映画「THE FIRST SLAM DUNK」。主人公として描かれたポイントガード(PG)の宮城リョータは沖縄県の田舎村で生まれ育ち、神奈川県の湘北高校で全国大会に出場した。そして、本作のラストではアメリカ留学に挑戦中と見られるシーンも描かれた。その経歴を現実世界で辿る選手がいる。リョータと同じ沖縄県の出身で、昨年末の全国高校選手権大会(ウインターカップ)で福岡第一高をエースとして4年ぶり5度目の優勝に導いたPG崎濱秀斗である。漫画「SLAM DUNK」の作者である井上雄彦氏らが設立した「スラムダンク奨学金」の奨学生として、3月下旬に渡米する。
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箱根駅伝が放送されない沖縄で活況 離島の大学駅伝に東急&三菱地所ら著名企業が協賛するワケ
2024.03.05昨年の第3回大会から規模が拡大し、強豪大学も参戦している宮古島駅伝。報知新聞社の実行委員会入りが最大の要因だが、そもそもなぜ参画するようになったのか。
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今年は國学院大が完全制覇、箱根ランナーが走る沖縄の大学駅伝とは 駅伝が叶える“島おこし”
2024.03.05沖縄本島から海を挟んで南西に約300kmの場所に位置する宮古島。「ミヤコブルー」とも称される美しい海に囲まれた国内有数の観光地であるこの島で、毎年2月に大学駅伝の大会が開かれていることをご存知だろうか。大会は宮古島市陸上競技場を発着点に島内5区間、総距離100.5kmのロングコースを駆ける「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ」(以下、宮古島駅伝)。昨年の第3回から強豪大学も参戦するようになり、2月11日に開かれた第4回大会は、今年の第100回箱根駅伝で5位に入った國學院大が優勝を飾った。駅伝というコンテンツを使った“島おこし”を掲げる事務局は「大会を通じて宮古島を『ランナーズパラダイス』にしたい」と意気込んでいる。