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池江璃花子「今の日本には価値がある」 女子メドレーリレー決勝進出に喜び

世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は30日、競泳の女子4×100メートルメドレーリレー予選が行われ、日本(白井璃緒、青木玲緒樹、相馬あい、池江璃花子)は3分58秒58で組5着、全体8番手で決勝進出を決めた。自由形でアンカーを務めた池江は、個人種目とリレーを合わせて今大会12レース目。決勝は午後9時37分にスタートする。

世界水泳に出場している池江璃花子【写真:ロイター】
世界水泳に出場している池江璃花子【写真:ロイター】

世界水泳福岡・競泳

 世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は30日、競泳の女子4×100メートルメドレーリレー予選が行われ、日本(白井璃緒、青木玲緒樹、相馬あい、池江璃花子)は3分58秒58で組5着、全体8番手で決勝進出を決めた。自由形でアンカーを務めた池江は、個人種目とリレーを合わせて今大会12レース目。決勝は午後9時37分にスタートする。



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 日本は第1泳者の白井からスタート。背泳ぎで2番手・青木の平泳ぎに繋げた。スウェーデン、オーストラリアなど強豪国を追う中、3番手はバタフライの相馬。最後はアンカーの池江に繋ぎ、4人で決勝切符を掴み取った。

 池江は100メートルのバタフライと自由形はともに準決勝までに敗退。女子4×100メートルフリーリレーは8位、混合400メートルメドレーリレーは7位入賞に貢献した。50メートルバタフライは決勝進出。大会中は「体がしんどい」と漏らしていたが、100メートルバタフライ6位だった2017年大会以来6年ぶりに個人種目の日本代表に入り、当時以来の決勝進出を果たしていた。

 29日の50メートル自由形予選は全体20番手で予選敗退し、レース直後から涙。夜の50メートルバタフライ決勝は7位に入り、「一番喜んでくれているのは母」と客席の母・美由紀さんを思ってまた涙を流していた。

 レース後、4人は取材に応じた。

白井「本当に4人で力を合わせた。最後、終わるまで気を緩めないように。素直に嬉しいです」

青木「決勝に残れるか、残れないかの場所。本当に『全力で残ろう』と話していた。(直前に)男子が決勝に残る姿を見て気合いが入りました」

相馬「4人で『必ず残りたい』とずっと言っていました。隣りが中国選手。絶対に負けたくなかった。私自身は凄く調整してきました。筋肉に刺激を入れる部分ですね」

池江「前半からみんなが積極的なレースをしたので、最後は自分の勝負になると思っていた。最後まで後悔のないレースをしたかった。ぎりぎりでも決勝に残ることが今の日本チームには価値がある。残りたい気持ちはどのチームよりも強かったと思う。みんなで『絶対に残ろう』と話していた。当たり前のように緊張しましたね。神頼みというか、祈ることしかできなかった。それが届いたと思う。最後に楽しんで終わりたい」

(THE ANSWER編集部)

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