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池江璃花子、50mバタフライ予選3番手突破! 親友ショーストロムの隣で「めちゃくちゃ気合い入った」【世界水泳】

世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は28日、競泳の女子50メートルバタフライ予選が行われ、6年ぶりに出場した池江璃花子(横浜ゴム)が25秒50の組3着、全体3番手で準決勝に進出した。今大会個人4種目のうちこれが3種目めだった。親友のサラ・ショーストロム(スウェーデン)は25秒04の全体1番手突破。2人は隣で泳ぎ、池江は「めちゃくちゃ気合いが入った」と笑顔を見せた。

世界水泳に出場している池江璃花子【写真:Getty Images】
世界水泳に出場している池江璃花子【写真:Getty Images】

世界水泳福岡・競泳

 世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は28日、競泳の女子50メートルバタフライ予選が行われ、6年ぶりに出場した池江璃花子(横浜ゴム)が25秒50の組3着、全体3番手で準決勝に進出した。今大会個人4種目のうちこれが3種目めだった。親友のサラ・ショーストロム(スウェーデン)は25秒04のトップ通過。2人は隣りで泳ぎ、池江は「めちゃくちゃ気合いが入った」と笑顔を見せた。



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 池江は親交の深い女王の隣りで泳ぎ、充実感を滲ませた。50メートルバタフライ。力強くスタートを切ると、先行するショーストロムを追うように腕を回した。組3着でフィニッシュ。全体でも3番手の好タイムだ。「ここで好記録は嬉しいことですが、自分的にはタイムにこだわっていませんでした」と冷静。親友を横目に泳いだ。

「前半、サラ選手に思ったより離されなかったことで、落ちついて泳げました。サラ選手も全力じゃないと思う。気合いはめちゃくちゃ入りましたね(笑)。予選から隣りで泳げるのは私にとって大きい。準決勝も隣りになる。焦らずやりたい」

 ショーストロムといえば、池江のライバルであり、親友としても知られる五輪メダリスト。4年前の世界水泳では白血病で闘病中の池江に対し、表彰台に上がった他の2選手とテレビカメラに向かって手のひらを掲げるポーズ。3人の手には「Rikako」「(ハートの絵文字)」「NEVER」「GIVE UP」「Ikee」「(ハートの絵文字)」と黒のマジックでメッセージが書かれ、話題を呼んでいた。

 池江は23日の100メートルバタフライ予選で58秒61の組7着。「今までに経験したことのない緊張を感じた」と、全体17番手で16人が進める準決勝進出を逃した。同日は女子4×100メートルフリーリレーで日本の8位に貢献。26日の混合400メートルメドレーリレーでも7位入賞に繋げ、27日の100メートル自由形は準決勝まで戦った。

 19年2月に白血病を公表。過酷な闘病を経て、約1年後にプールに戻ってきた。21年日本選手権は涙の4冠。東京五輪はリレー3種目に出場し、女子4×100メートルメドレーリレーで決勝進出に貢献した。「体もしんどい」と言いつつ、この日で今大会8レース目を終えた。50メートル自由形準決勝は28日夜。池江は29日の50メートル自由形にもエントリーしている。

(THE ANSWER編集部)

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