大橋悠依、200m個メ6位で感謝の涙 迷った現役続行、地元開催で「こんな声援の中で泳げて幸せ」【世界水泳】
世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は24日、競泳の女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、東京五輪金メダリストの大橋悠依(イトマン東進)は2分11秒27で6位だった。レース後は涙をぬぐい、「こんな声援の中で泳ぐことができるなんて幸せです」と悔しさと感謝を口にした。
世界水泳福岡、競泳2日目
世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は24日、競泳の女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、東京五輪金メダリストの大橋悠依(イトマン東進)は2分11秒27で6位だった。レース後は涙をぬぐい、「こんな声援の中で泳ぐことができるなんて幸せです」と悔しさと感謝を口にした。
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2レーンから飛び込んだ大橋は第1泳法のバタフライは7番手、背泳ぎは6番手で折り返した。平泳ぎを終えても6番手、最終泳法の自由形で追い上げたいところだったが、先行勢を抜くことができず、6位のままゴールした。レース後は電光掲示板を見て、首をかしげるようにして悔しさをのぞかせた。
レース後のインタビューでは「こんな声援の中で泳ぐことができるなんて幸せです」と涙ながらに語った。「今日はちょっと緊張もありましたし、思ったようなレースはできなかったけど、多くの人が見てくれている中で泳げたことは良かった」と地元開催の声援を受け、充実感もうかがわせた。
東京五輪で200、400メートル2冠を達成したが、今大会は200メートルに専念。五輪金メダリストとなり、引退もよぎったが現役続行の道を選んだ。理由の一つは東京五輪が無観客開催だったこと。「もう一度、家族や友人の前で泳いでから辞めたい」の思いもあった。
これまでの道のりを振り返り、大橋は「去年(の世界水泳は)準決勝で終わってしまって、すごく悔しい想いもしたし、東京(五輪)ぶりに決勝に残ることができた」と手応えも明かし、「また来年、決勝で笑って終われるように準備したい」と2024年パリ五輪に意欲を見せた。
(THE ANSWER編集部)