カナダ代表が練習をする愛知県へ新幹線で移動

　世界水泳福岡（テレビ朝日系で中継）がいよいよ14日に開幕する。選手やメディアが続々と来日するなか、2021年東京五輪で話題となったカナダのレポーターは、来日直後から2年ぶりの日本滞在の様子を次々と投稿。13日には開催地の福岡からカナダ代表が練習拠点を置く愛知県まで移動したが、新幹線の速さと正確性に感動。自身のツイッターに連続投稿し、「この電車のスピードは正直驚異的だ」など感嘆したコメントをつづっている。

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　日本が世界に誇る高速鉄道の新幹線に乗り、SNSで“実況中継”したのは、カナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏だ。来日後は世界水泳の開催地である福岡にいたハーロウ氏だが、13日はカナダ代表が練習をする愛知県を訪問。博多駅から新幹線に乗って移動したが、ハーロウ氏は乗車前からツイッターにこまめに投稿し、列島横断の旅を楽しんだ。

　停車した広島駅では、「名古屋へ行く途中で広島駅に束の間の停車。これは日本を見る素晴らしい方法だ。ここの電車のシステムは見事。今回は全国を周ることができて幸せ」と投稿。乗車中に車窓から見える景色を映した動画では「この電車のスピードは正直驚異的だ。763キロメートルを3時間10分で移動する。サスカトゥーン―ウィニペグ間と同様の距離だぞ」とカナダの都市名を引き合いに、新幹線のスピードに感嘆の声を上げた。

　また名古屋駅に到着した際には、ホーム上にある列車の案内板を写した画像とともに「日本では電車が時刻通りに来る？　もちろん。旅程には名古屋に午後12時34分到着とある。今、同12時34分で名古屋駅に降り立った」とツイート。これらの投稿には海外からもコメントが寄せられており、「一度、東京から空港までの電車が1分遅れているってメッセージが来たよ」「日本の電車サービスは別格だよね」「カナダにも必要だ」など新幹線の速さや正確性を一様に称えている。

　ハーロウ氏は2021年東京五輪で来日した際、競技はもちろん、日本文化やボランティアの素晴らしさなどについて51日間にわたって熱烈リポート。特にセブンイレブンに夢中になり、ツイッターに毎日のようにスナック菓子やおにぎりなどの写真を投稿して話題となったが、今回も取材の合間に日本での滞在を楽しんでいるようだ。