胸の動きが気になる思春期の女の子へ プロ野球チアが伝えたい、下着の知識と経験
悩みを抱える思春期女子が相談できる環境作りを…
インターネットやSNSなどが発達し、情報過多な時代になったと言われるが、それでも届かない大切な情報もある。子どもから大人へとココロとカラダが変化するティーン女子に必要な知識は、身近にいる大人がアドバイスできる環境が望ましいだろう。母からスポーツブラ着用を勧められたRENAさんは、子どもが悩みを相談できる環境の大切さに触れた。
「ぜひ親御さんも一緒に運動をして、お子さんのカラダの変化に気付いてあげてほしいと思います。私は高校までカラダがとても細くて、部活を引退した途端に女性らしい丸みを帯びたカラダに変わってしまいました。急な変化に驚いたり、前のようにはカラダが動かなかったり、自分の中で悩んでいた時に母から『有酸素運動でも始めてみたら?』とアドバイスをもらい、ココロもカラダも少しずつ整ってきた覚えがあります。不安定になりやすい時期なので、親御さんや周りの大人がお子さんに寄り添ってあげられる環境があるといいですね」
MARIさんも自分の経験から、思春期の子どもたちがありのままの自分を好きになれる環境を作りたいという。
「私は高校生の時に、体重を気にしてすごく減量をしたことがあるんです。女性のカラダに成長していく大切な時期に、自分でセーブをかけて、生理が止まる経験もしました。そういう経験があるので、子どもたちには周囲の目を気にせずに、カラダの変化をそのまま受け入れられる環境を作ってほしいですし、作っていきたいですね」
東北ゴールデンエンジェルスは楽天イーグルスの主催試合で応援パフォーマンスをする活動にとどまらず、チアリーディングスクールの先生として未来の東北ゴールデンエンジェルスを目指す女の子たちを指導している。思春期を迎えるティーン女子を身近で見守る“先輩”として、「きっかけを作れる存在でありたいです。何かを目指したいと思うきっかけ作りをしたり、悩みがある時に解決のきっかけになりたいですね。」(MARIさん)と話すなど、あらゆるサポートを惜しまないという。かわいい後輩たちを思う清らかな心持ちが、東北ゴールデンエンジェルスの存在をさらに目映いものにしているようだ。
(THE ANSWER編集部)