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WBCで「え、かっこいい」と話題 4強イタリアがスーツで球場入りする理由「ピシッと決めて…」発案者は監督

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日(日本時間17日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝で世界ランク14位のイタリアが同5位のベネズエラに2-4で逆転負け。史上初の決勝進出はならなかった。それでも史上初の4強入りと快進撃。スーツ姿で球場入りする様子がネット上で「カッコ良すぎ」「ランウェイか!」と称賛されていたが、その背景にある思いを聞いた。

スーツ姿で球場を後にしたイタリア代表【写真:荒川祐史】
スーツ姿で球場を後にしたイタリア代表【写真:荒川祐史】

WBC準決勝・イタリアがベネズエラに敗戦

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日(日本時間17日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝で世界ランク14位のイタリアが同5位のベネズエラに2-4で逆転負け。史上初の決勝進出はならなかった。それでも史上初の4強入りと快進撃。スーツ姿で球場入りする様子がネット上で「カッコ良すぎ」「ランウェイか!」と称賛されていたが、その背景にある思いを聞いた。

 試合開始の約5時間前、球場1階通路の空気がピリッと引き締まった。現れたのはイタリア代表の面々。スウェットやジャージ、あるいはラフな私服で登場するチームが多い中、ほぼ全員がパリッとしたスーツ姿で球場入りした。ネクタイは締めず、シャツの第1ボタンを開けている選手も多いが、スタイリッシュな出で立ちは異彩を放っていた。

 メジャー通算727登板、195ホールド46セーブの鉄腕アダム・オッタビーノ投手に話を聞くと、スーツでの球場入りはフランシスコ・セルベリ監督の発案だという。「イタリアはカルチャー、ファッション、エレガンスの国。食べ物ももちろんだけどね。彼はみんなにピシッと決めてほしかったんだ。僕らはそれに従ったのさ」。オッタビーノ自身も「素晴らしいことだと思う」と気に入っているという。

 ただ「162試合やるには少し大変だね(笑)」とMLBのレギュラーシーズンでの採用には難色。「でも、こういうトーナメントでやるのは素晴らしいよ」と笑みを浮かべた。X上で球場入りの様子が拡散されると、絶賛の声が続出。日本のファンからも「洗練されたスーツ姿カッコ良すぎ」「ミラノコレクション?」「え、かっこいい」「ランウェイか!」といったコメントが上がった。

 試合前練習では「エスプレッソ・ベースボール」と書かれたTシャツも着用。こちらは広報のアイデアだそうで、オッタビーノは「チーム・エスプレッソだね。ホームランを打った後に僕たちはエスプレッソを飲むパフォーマンスをしているんだ。いろんなことをして楽しもうとしているよ」と説明した。

 今回のイタリア代表は大半が米国生まれのイタリア系米国人で構成されている。オッタビーノもその1人だ。「このチームが今大会で成功すればするほど、注目度も高まる。(イタリアの)野球連盟もここ数年、素晴らしい草の根活動をしている。だから成長の勢いが出てきていると思うし、それを僕たちも見たいんだ」。将来的にイタリア本国で子ども向け野球教室を開催することにも意欲を示した。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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