WBC韓国22歳が松田聖子をコスプレ熱唱「いい曲だなって」 2週間の日本語特訓…なりきった裏側
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は東京ドームなどでの1次ラウンドを終え、米国での準々決勝が始まる。この大会で米大リーグのスカウトから熱視線を受けているのが、韓国代表で1番を打つキム・ドヨン内野手(KIA)だ。22歳のスラッガーには、野球やサブカルを通じた日本通の一面もある。特にファンを騒然とさせた、日本語で往年のアイドルソングを熱唱した場面の裏側を教えてくれた。

韓国の1番打者、キム・ドヨンは日本通
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は東京ドームなどでの1次ラウンドを終え、米国での準々決勝が始まる。この大会で米大リーグのスカウトから熱視線を受けているのが、韓国代表で1番を打つキム・ドヨン内野手(KIA)だ。22歳のスラッガーには、野球やサブカルを通じた日本通の一面もある。特にファンを騒然とさせた、日本語で往年のアイドルソングを熱唱した場面の裏側を教えてくれた。
「NewJeansというグループがあるんです。ハニさんという方がいまして……」
キム・ドヨンに「コスプレして日本語で歌った動画を見たんですが……」と質問すると、こう熱弁された。韓国発のガールズグループ「NewJeans」が2024年に日本デビューした際、東京ドームでファンミーティングを開催。そこでメンバーのハニが日本語で歌いあげたのが、1980年に当時の大人気アイドル、松田聖子が歌って大ヒットした「青い珊瑚礁」だった。
「その方が歌ってすごく話題になったんです。僕もハニさんのファンとして当然見ましたし、すごくいいなと思って。ファンの方も僕がハニさんのファンだと知っているので、楽しんでもらおうと思って……」。行動に移したのは、2024年のオフに所属のKIAタイガースが開いたファン感謝デー。白と青のボーダーのカットソーにスカート、さらにかつらまでかぶって完全に「なりきった」のだ。
歌唱はもちろん、すべて日本語。「歌詞を覚えるだけで2週間くらいかかってしまいました」と笑う。元がそれほど古いものだとは知らなかったそうで「初めて聞いた時から、いい曲だなって思って。何よりファンの皆さんが喜んでくれたのが良かったです」。他球団のファンにまで話題となった。
「青い珊瑚礁」が日本でヒットした当時、韓国では日本文化の流入制限があった。放送など公の場で曲が流れたり、レコードが正規ルートで輸入されることはなかった。ただ20世紀末から解禁が始まり、2003年生まれのキム・ドヨンたちの世代では、もはやそこにあるものとして受け入れるようになった。今年2月には、松田聖子が初めて韓国でコンサートを開いた。
芸能界では、日韓を股にかけて活動するグループも当たり前となった現代。日本のものでも韓国のものでも、いいものはいいとするフラットな目線が若い世代には広がっている。大リーグのスカウトにも高く評価されるスターは、日韓新時代の象徴でもある。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)
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