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日本の好きなところは「赤ちゃんへの愛情」 チェコ左腕が感激した環境「何から何まで楽だと…」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCは10日まで東京ドームで行われた。チェコ代表は日本でのさらなる認知度向上を目指し、選手名鑑入りのメディアガイドを作成するなど積極的に発信。「日本の好きなところ」に「赤ちゃんへの愛情 マグロの刺身」と書いた29歳の左腕に、その真意を聞いた。

韓国戦に登板したチェコのルカーシュ・エルコリ【写真:加治屋友輝】
韓国戦に登板したチェコのルカーシュ・エルコリ【写真:加治屋友輝】

チェコ野球協会の広報も務めるエルコリ投手

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCは10日まで東京ドームで行われた。チェコ代表は日本でのさらなる認知度向上を目指し、選手名鑑入りのメディアガイドを作成するなど積極的に発信。「日本の好きなところ」に「赤ちゃんへの愛情 マグロの刺身」と書いた29歳の左腕に、その真意を聞いた。

 チェコ代表は全50ページに及ぶメディアガイドを報道陣に配布。準備や予算管理に携わったルカーシュ・エルコリ投手は「あなたたち記者ができるだけ簡単にチェコ代表の情報を手に入れられるようにしたかったんです」と思いを明かした。5日の韓国戦で1回2/3を投げ、2安打2失点だったエルコリは「チェコ野球協会のマーケティング&広報部長」も務めている。

 メディアガイドには選手名鑑の他、日本語訳もついたチェコ野球の歴史を紹介するページ、日本への感謝をつづったパベル・ハジム監督の挨拶などが載っている。その中には「日本の好きなところは何ですか?」というコーナーも。「日本食と人々の優しさ」「敬意と勇気 寿司」「物事のすべてに秩序があるところ」といった言葉が並ぶ中、エルコリは「赤ちゃんへの愛情 マグロの刺身」と書いていた。

 マグロの刺身はわかるとして「赤ちゃんへの愛情」とは。その真意を本人に聞くと「実はエミリアという小さな娘がいて、まだ8か月なんです。彼女も私と一緒に日本に来ています」と返ってきた。

「妻が日本で赤ちゃんと過ごすのはどうなのか、設備は整っているかなどを調べていたんです。そしたら日本人は赤ちゃんを大事にしていて、交通機関なども含めて何から何まで楽だとわかって妻も喜んでいました。妻と子どもがWBCの応援に来られるかどうか、話し合っていたんです。日本人が赤ちゃんにどう対応するか知って、妻は本当に嬉しそうでした。だからこれを資料に入れたんです」

 日本の受け入れ態勢が十分であるとわかったおかげで、家族が応援に駆け付けられた。「赤ちゃんへの愛情」という言葉には、父親としての願いを実現させてくれた日本の環境への感謝が込められていた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)



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