歓喜沸く韓国ベンチ裏で…痛恨ミスの豪州遊撃手に気遣い KIA同僚の22歳「デール選手は…かっこいい選手なんです」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、東京ドームの1次ラウンド・プールCで韓国がオーストラリアに7-2で勝利した。2勝2敗で3か国が並んだが「失点率」の差で韓国が2位となり、4大会ぶりの1次ラウンド突破を決めた。進出条件の1つだった5点リードをめぐり、1点の攻防が続く展開。9回に運命を分ける失策を犯した豪州の選手を、韓国の若き主砲が気遣った。

豪州のデールと韓国のキム・ドヨンは所属チームで三遊間
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、東京ドームの1次ラウンド・プールCで韓国がオーストラリアに7-2で勝利した。2勝2敗で3か国が並んだが「失点率」の差で韓国が2位となり、4大会ぶりの1次ラウンド突破を決めた。進出条件の1つだった5点リードをめぐり、1点の攻防が続く展開。9回に運命を分ける失策を犯した豪州の選手を、韓国の若き主砲が気遣った。
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「デール選手は……僕らのチームで本当によくやってくれる選手なんです。本当に美しくてかっこいい選手なんです」
歓喜に沸く韓国側のベンチ裏で、キム・ドヨンは敗退につながるミスを犯した豪州のジャリッド・デールを気遣った。試合は韓国が6-2とリードして9回に突入。ただこの点差のままなら、豪州が準々決勝に進出するはずだった。韓国は1点以上が必要で、かつこれ以上失点は増やせないという厳しい状況に立たされていた。
1死一塁からイ・ジョンフの打球は遊撃へのゴロ。ここで豪州のデールがボールを握れず、二塁への送球が逸れて右前に抜けた。走者一、三塁と好機が広がり、続くアン・ヒョンミンの中犠飛で7点目。1次ラウンド勝ち抜きの要件を満たした。豪州のデービッド・ニルソン監督も試合後「痛かった。しっかりつかむことができていれば。ああいった場面でミスが大きな違いを生んでしまった」と悔やんだ場面だ。
デールは昨季、オリックスで育成選手としてプレー。今季から韓国プロ野球に誕生したアジア枠でKIAタイガースに加入し、キム・ドヨンとチームメートになった。強打の三遊間を組むと期待されている。2人はすでに奄美大島での春季キャンプで顔を合わせており、デールはKIAでのプレーを「チームメートもみんないい人だし、本当に楽しみなんだ」としていた。
キム・ドヨンは前日、台湾に延長戦の末敗れた後に「何点取って、何失点以内に抑えなければいけないという計算がもう出ているので……。どうしてもそこを意識してプレーしなければならないと思います」と豪州戦の難しさを覚悟していた。「1番・三塁」で先発し、6回には2死三塁から6点目を叩き出す右前適時打。プレーでもハートでも、22歳のスラッガーは次代の韓国球界を背負う大きさを見せていた。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)
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