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崖っぷち韓国、2位突破条件に選手困惑「どうしても意識する」「計算が…」 豪州戦は勝っても“数字の壁”

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は東京ドームで1次ラウンド・プールCが開催中だ。日本代表「侍ジャパン」がすでにプール1位での準々決勝進出を決め、焦点は2位での進出国に移っている。オーストラリア、韓国、台湾に可能性が残っており、全ては9日の韓国-オーストラリア戦で決まる。韓国は勝ってようやく、勝敗で残り2か国と並ぶ。その場合も順位決定要件となる「失点率」の壁が待っており、選手も頭を悩ませる場面がありそうだ。

韓国代表のキム・ドヨン【写真:小林靖】
韓国代表のキム・ドヨン【写真:小林靖】

台湾戦で活躍も敗戦…主砲キム・ドヨン「どうしても意識する」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は東京ドームで1次ラウンド・プールCが開催中だ。日本代表「侍ジャパン」がすでにプール1位での準々決勝進出を決め、焦点は2位での進出国に移っている。オーストラリア、韓国、台湾に可能性が残っており、全ては9日の韓国-オーストラリア戦で決まる。韓国は勝ってようやく、勝敗で残り2か国と並ぶ。その場合も順位決定要件となる「失点率」の壁が待っており、選手も頭を悩ませる場面がありそうだ。

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 韓国は8日、台湾に延長10回タイブレークの末4-5で敗れた。この結果台湾に準々決勝進出の可能性が残り、韓国は後がなくなった。一時は逆転となる2ランを含む2安打3打点と活躍した韓国のキム・ドヨン内野手(KIA)は試合後、勝ち抜き争いが複雑怪奇な状況となっているのをしっかり頭に入れていた。

「何点取って、何失点以内に抑えなければいけないという計算がもう出ているので……。どうしてもそこを意識してプレーしなければならないと思います。アメリカに進むために総力を尽くすだけです」

 現在1勝2敗の韓国が準々決勝に進むには、まずオーストラリア戦の勝利が最低条件だ。3チームが2勝2敗で並ぶ。レギュレーションによると、その場合の順位決定でまず優先されるのは当該チーム間の勝敗になるが、これも1勝1敗で並ぶ。次に比較するのが失点率だ。

 当該チーム間の対戦での失点を、奪ったアウト数で割ったもので、現在豪州は0.00、台湾が0.13、韓国は0.17。韓国が両国を上回るには、5点差以上を豪州につけ、2失点以内に抑える必要がある。勝ってもロースコアなら豪州に及ばず、大勝しても3失点以上すると、台湾に及ばない。

 韓国は2013年以降、3大会連続で1次ラウンド敗退中。今大会では米国マイアミでの準々決勝進出を最初の目標に掲げて戦ってきた。日本、台湾というアジアのライバルに敗れ、残ったチャンスを生かすことはできるだろうか。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)


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