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WBCの夜に食し…「最高だった」日本食 夢だった東京D、MLBドラ1が感激「あの光景は一生忘れないよ」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日から各地で熱戦が繰り広げられている。1次ラウンド・プールCのオーストラリア(豪州)代表にはスーパースターの卵がいる。2024年の米大リーグ(MLB)ドラフトで全体1位指名を受けたトラビス・バザーナ内野手だ。東京ドームでのプレーを夢見てきた23歳。国を背負う思いや大好きな日本食を聞いた。

豪州代表のトラビス・バザーナ【写真:荒川祐史】
豪州代表のトラビス・バザーナ【写真:荒川祐史】

豪州のトラビス・バザーナはMLBドラフト全体1位の超有望株

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日から各地で熱戦が繰り広げられている。1次ラウンド・プールCのオーストラリア(豪州)代表にはスーパースターの卵がいる。2024年の米大リーグ(MLB)ドラフトで全体1位指名を受けたトラビス・バザーナ内野手だ。東京ドームでのプレーを夢見てきた23歳。国を背負う思いや大好きな日本食を聞いた。

 鮮烈なWBCデビューだった。5日の台湾戦。「1番・二塁」で先発したバザーナは3回の第2打席で中前打を放つと、2-0で迎えた7回1死から右翼席にダメ押しソロを突き刺した。「ずっと東京ドームでプレーすることを夢見てきた」。数々の国際大会で先人たちが戦ってきた舞台。「数日前までテレビでしか見たことがない場所だった。特別な気持ちになったよ」。打った瞬間、感情を爆発させた。

 ダイヤモンドを一周すると、少年時代から憧れていた先輩たちが満面の笑みで出迎えてくれた。「豪州野球は素晴らしいコミュニティと文化を持っている。あの瞬間、あのダグアウトの光景は一生忘れないよ」。ベンチに持ち込まれた国旗には、歴代の代表選手のサインが書き込まれている。今回のメンバーだけでなく、これまで関わった全ての人があってのチームという意味が込められている。

 前回大会は1次ラウンドで韓国を破るなど、初のベスト8進出を果たした豪州。しかし、2024年プレミア12王者の台湾を相手に下馬評は高くなかった。それでも投打が噛み合った完封勝ち。バザーナは「僕たちは下克上の精神を持ってはいるけど、自分たちが他のチームより下だとは思っていない。僕たちならどんな相手にでも勝てると信じている」と胸を張った。

 2024年のMLBドラフトでガーディアンズから全体1位指名を受けた。豪州出身では史上初の快挙。MLB公式サイトの有望株ランキングでは全体20位、球団1位に選ばれ、今季にもメジャーデビューが見込まれる。将来のスター候補だが、素顔はまだ23歳の若者。台湾戦の翌日に話を聞くと、「昨日はワギュウのヤキニクを食べたんだ」と嬉しそうに明かしてくれた。

「今夜はスシかラーメン。明日の夜も多分またスシかラーメンだね、あらゆる種類の日本食を試してみようとしてるんだ。でも昨日は最高だった。8コースのオマカセさ」。忘れられないWBCデビューの夜に相応しいご褒美だった。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)


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