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WBCに響いた「ウーーーーーー」独特な声 「もう打てないかと…」元西武の台湾戦士が感謝した日本人

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、各地で1次ラウンドを行い、東京ドームのプールCでは台湾がチェコに14-0で7回コールド勝ち。大会初勝利を挙げた。この試合で今大会初安打を放ったのが、かつて西武で8年間プレーした呉念庭内野手(台鋼)だ。「もう打てないかと思った」という裏で、感謝した人物がいる。

台湾の呉念庭【写真:AP/アフロ】
台湾の呉念庭【写真:AP/アフロ】

チェコに大勝の台湾、初安打の呉念庭に飛んだ「ウーイング」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、各地で1次ラウンドを行い、東京ドームのプールCでは台湾がチェコに14-0で7回コールド勝ち。大会初勝利を挙げた。この試合で今大会初安打を放ったのが、かつて西武で8年間プレーした呉念庭内野手(台鋼)だ。「もう打てないかと思った」という裏で、感謝した人物がいる。

 呉念庭は7回先頭、代打で出場。チェコ7番手右腕チャプカのカーブを中前に運んだ。この大会7打席目の初安打。「もう打てないのかなと思ったんですけど、出てよかったです。ハイ」。台湾プロの台鋼ホークスに移籍し3年目、昨季は打率.328で首位打者に輝いたバットマンもさすがにほっとした表情だ。

 6日の日本戦は「6番・一塁」で先発したものの3打数無安打。西武時代に対戦経験のある山本由伸投手(ドジャース)の前に二ゴロ、宮城大弥投手(オリックス)には空振り三振を奪われた。ただ「昨日も自分なりにいい感じで粘れて打ってたんで」。この日はチェコが左投手のリレーで来ることが予想されたため、スタメンを外れたものの、感覚は悪くないという。

 さらに、東京ドームには何よりの援軍がいた。西武の本拠地で長年スタジアムDJを務めるRisukeさんが、同じ役割で参加しているのだ。「もう、毎回国際大会のときはやってくれてるんで。まあ懐かしいなという感じで」。唯一無二のアナウンスに、感謝の言葉が口をつく。

「ウーーーーーーーーーネンティーン」という独特のリズムでのアナウンスの後、西武時代と同じように、ファンからの「ウーイング」も続いた。ただこの応援、台湾プロ野球に移籍してからは引き継がれていないのだという。台湾からのファンが多くを占めた東京ドームのスタンドに響いたのは、本人も意外だった。

「昨日まではそうでもなかったんですけど、きょうはやってくれてましたね。すごく聞こえたんで自分も『わーっ』って盛り上がって……」。初安打を記録できた大きな要素だったようだ。

 8日は韓国戦。すでに2敗している台湾は負けられない試合が続く。呉念庭は「ウーイング」について「やってもらえてうれしいっすよ。台湾には呉(ウー)という苗字はいっぱいあるけど、日本にはない。こうして応援してもらえるのは僕だけなんで」。再び大歓声を背に、快音を響かせる。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)


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