WBC快勝、ホームランなのに「なぜ喜んでくれないの?」 東京Dの“違和感”に豪州23歳が率直反応
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は大波乱の幕開けとなった。5日、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールCの初戦は、世界ランキング11位のオーストラリアが3-0で同2位の台湾を破った。7回にダメ押しのソロ本塁打を放ったトラビス・バザーナ内野手は、その直後の場内の雰囲気に“違和感”を感じたという。

台湾ファンで埋まった東京ドーム…大歓声を押し返す一発
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は大波乱の幕開けとなった。5日、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールCの初戦は、世界ランキング11位のオーストラリアが3-0で同2位の台湾を破った。7回にダメ押しのソロ本塁打を放ったトラビス・バザーナ内野手は、その直後の場内の雰囲気に“違和感”を感じたという。
2-0とリードを奪って終盤に突入した試合。「1番・二塁」で先発出場したバザーナの第4打席は、7回1死無走者で回ってきた。台湾4番手のジャン・イー(張奕、元西武)から放った打球は右翼スタンドへ一直線。バザーナは打席を出ると激しくガッツポーズし、静まり返った場内でダイヤモンドを1周した。

この試合は野球熱が高まっている台湾から多数のファンが訪れ、4万523人がスタンドを埋めた。台湾の攻撃時にはチアガールが踊り、大歓声が起きた。バザーナは試合中の感情を「歓声からエネルギーをもらっていた。たかぶりがあったので、ちょっと抑えようと」と振り返る。完全アウェーも「この環境は最高でした」とエネルギーに変えた。ただ一つだけ、違和感があった。
「私のホームランでスタジアムが静まり返ったのに驚きました。なぜ喜んでくれないのだろうと」
豪州代表にとっては、2023年の前回大会で韓国を破ったのに続く金星だ。バザーナは豪州代表が数々の国際大会で、東京ドームを舞台にプレーするのを見て育ったという。「画面越しで見ていて、ここは僕の聖地のようになりました。東京ドームでこれほどの観衆の前でプレーするなんて、素晴らしい経験です」。豪州から初めて、大リーグドラフトの全体1位指名を受けた23歳は笑顔で球場を後にした。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)
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