栗山監督が謝罪「勘弁してください」 侍J解散時の真摯な言葉にネット感激「泣ける」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。さまざまな名シーンを作ったチームを率いてきた栗山英樹監督は、チーム解散時の選手に向けた最後のスピーチで「嫌な思いをさせて申し訳ない」と謝罪。チーム公式ツイッターが動画を公開すると、ファンに「泣けてくる」「素晴らしき挨拶」と感動を与えている。
チーム解散時に行ったスピーチ
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。さまざまな名シーンを作ったチームを率いてきた栗山英樹監督は、チーム解散時の選手に向けた最後のスピーチで「嫌な思いをさせて申し訳ない」と謝罪。チーム公式ツイッターが動画を公開すると、ファンに「泣けてくる」「素晴らしき挨拶」と感動を与えている。
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一言一句を丁寧に紡いだ。王座奪還を果たし、チームが解散する際に最後のスピーチを行った栗山監督。「お疲れさまでした」と発すると、最初に口をついたのは謝罪だった。
「まずはスタートする時に言いましたけど、これだけの素晴らしい選手が集まっているにもかかわらず、この大事な時期に出ることができなかった選手もいたと思います。本当に嫌な思いをさせたと思いますけど、それは勘弁してください。チームが勝つために一生懸命考えてやったことなんで、それは勘弁してください」
メジャー組も国内組も所属チームのシーズン開幕を控える時期に侍ジャパンに集結。出番が少なく、調整に苦労した選手を慮った。その上で「今回経験したことをチームに帰って、皆がシーズンを頑張ってくれることを祈ってます。今回本当に日本中に野球の素晴らしさが伝わったと思います。以前から、ジャパンというのは『野球の伝道師であれ』というような思いがあるんですけど、いろんな勉強をしたりとか、そういったものをぜひチームに戻って、次の世代、子どもたちのためにもぜひ伝えていってください」と語りかけた。
最後に「またぜひこういう素晴らしいチームでみんなで集まって野球やりたいと思うので、本当に素晴らしい野球だったと思います。本当にありがとう。またみんなで元気に会いましょう。お疲れさまでした」と締めた栗山監督。侍ジャパン公式ツイッターは「大会終了後、チームを率いた栗山英樹監督が選手たちに向けてメッセージを贈りました」とつづり、1分21秒の動画を公開した。
ファンからは「素晴らしいスピーチ」「また泣けてきます」「選手への配慮の効いた言葉から始めるのが栗山監督らしいですね」「選手に対するリスペクトの思いがさすが!」「WBCロスが…」「こんなの見たら泣けてきます」「野球の伝道師であれ、すごくいいですね」といった反響が。さらに「大谷さんの話の聞き方が好きすぎる」「一平さん同時通訳もできるの凄すぎる」「近藤さんの足めっちゃ凄くね?」など聞いている選手などに注目するコメントも集まっている。
(THE ANSWER編集部)