ヌートバーの母・久美子さんが「羽鳥慎一モーニングショー」に出演

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本代表「侍ジャパン」の一員として世界一に貢献したラーズ・ヌートバー外野手（カージナルス）の母・久美子さんが29日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。息子のバッティングフォームをめぐるエピソードやWBC優勝の金メダルをプレゼントされたことなどを明かした。

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　侍ジャパン史上初めての国外出身選手として選出されたヌートバーは、不動の1番打者として日本の14年ぶり優勝に貢献。明るいキャラクターでチームを牽引し、ペッパーミル・パフォーマンスなどでファンの心もつかんだ。その中で注目を集めたのが母・久美子さん。息子が活躍した時には周囲のファンとともに喜び、表彰式の後にはヌートバーと抱き合っただけでなく、大谷翔平投手や栗山英樹監督らとも交流する姿も見られた。

　幼少期から日本代表入りを夢見ていたヌートバーを支え続けた久美子さんは米ミズーリ州セントルイスからリモートで番組に出演。自身が学生時代にソフトボールをやっていたこともあり「小さいころ、裏庭で（練習を）やっていた時には基礎だけは教えていた」そうだが、その影響からか「ソフトボール部の友達から連絡が来て『（バッティング）フォームがそっくりよ』って言われました」というエピソードを明かした。

　そのためか「メジャーリーガーになった今でも、調子が悪いなというのは今でもわかります。私の方からは何も言わないですけど」とヌートバーの状態を把握できるようになっているという。

　WBC優勝後、ヌートバーからは金メダルをもらったという。最初は部屋に飾っておこうと思ったそうだが「主人がとっとと金庫に入れました。他に取られて困る物は家にはないんですけど、金メダルだけは盗まれちゃ困るんで」と笑いながら大切に保管していることを明かした。

　ヌートバーは30日（日本時間31日）のMLB開幕戦・ブルージェイズ戦に向けて調整中。久美子さんは「もう私はワールドシリーズを勝ったような気持ちでいるんです。まだシーズン開幕していないですけど」と満足した様子を見せながらも、息子の今季の活躍に期待を寄せていた。