佐々木朗希に「意味わからない」とお手上げ 213勝の殿堂入り投手「この子は特別だ」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として世界一に貢献した佐々木朗希投手(ロッテ)に米殿堂入り右腕も熱視線を送っている。先発した20日(日本時間21日)の準決勝メキシコ戦には64人のスカウトが視察に訪れていたといい、メジャー通算213勝右腕も「意味がわからないよ」と笑わざるをえなかったようだ。
MLB通算213勝154セーブのスモルツ氏が絶賛「ダイナミック」「スペシャル」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として世界一に貢献した佐々木朗希投手(ロッテ)に米殿堂入り右腕も熱視線を送っている。先発した20日(日本時間21日)の準決勝メキシコ戦には64人のスカウトが視察に訪れていたといい、メジャー通算213勝右腕も「意味がわからないよ」と笑わざるをえなかったようだ。
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160キロ超えを連発した令和の怪物の注目度は、歴戦の名投手の想像をも超えるものだった。通算213勝154セーブ右腕のジョン・スモルツ氏が、米スポーツキャスターのダン・パトリック氏が司会を務める「ダン・パトリック・ショー」に登場。佐々木を「ダイナミック」「スペシャル」と絶賛した。
1996年には24勝を挙げてサイ・ヤング賞にも輝き、殿堂入りしたスモルツ氏。大谷翔平投手(エンゼルス)の投球能力を高く評価しながらも、佐々木は「オオタニよりも進んでいる」という。「100マイル(約161キロ)超えをたやすく投げる能力、フォームの再現性の高さ、あのスプリット……」と感銘を受けたポイントを列挙した。
米放送局「FOXスポーツ」の解説者として数多くの投手を見てきた。それでも、「私は前評判が非常に高く、期待が多いに集まった瞬間に感動させられることはあまりないのだが……」と前置きしつつ、「この子はスペシャルだ」と“例外”を強調した。注目度の高さにも仰天した様子だ。
「64人のスカウトが来ていたんだ。この数字は意味がわからないよ。メジャーは30球団だぞ。本当に各球団2人ずつ必要なのか(笑) でも、昨夜彼の投球を見るために64人ものスカウトが集まっていたんだ」
令和の怪物の投球はすでに殿堂入り右腕の心も掴んでいるようだ。
(THE ANSWER編集部)