WBCで最強トラウトから奪三振 侍J高橋宏斗に米驚き「20歳でこんな球を投げるのか」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミのローンデポ・パークで決勝が行われ、日本と前回王者・米国が激突した。3-1の5回から3番手に侍ジャパン最年少20歳の高橋宏斗が登板。最強打線を相手にゼロで切り抜けた。マイク・トラウト外野手からは空振り三振。米メディアが動画を公開すると、米国の実況席やファンから「MLBのレーダーにかかる選手」「20歳でこんな球を投げるのかよ」と驚きの声が上がっている。
WBC決勝・日本―米国
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミのローンデポ・パークで決勝が行われ、日本と前回王者・米国が激突した。3-1の5回から3番手に侍ジャパン最年少20歳の高橋宏斗が登板。最強打線を相手にゼロで切り抜けた。マイク・トラウト外野手からは空振り三振。米メディアが動画を公開すると、米国の実況席やファンから「MLBのレーダーにかかる選手」「20歳でこんな球を投げるのかよ」と驚きの声が上がっている。
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中日の若き右腕が豪華打線を封じた。先頭のベッツに三塁内野安打を許すと、続く打者はトラウト。過去MVP3度のスーパースターに立ち向かった。フルカウントからの7球目は143キロの低めスプリット。空振り三振を奪い、会場の日本ファンを沸かせた。
動画を公開した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは、文面に「ヒロト・タカハシがマイク・トラウトから三振を奪い、この回最初のアウト! オオタニもベンチで熱狂」と記して投稿。米実況席は「ヒロト・タカハシがマイク・トラウトから三振を奪いました」「手から離れると(ボールが)消えました」「20歳だってね。この大会での活躍で大リーグのレーダーにかかり始めた選手の一人です」と伝えた。
米ファンから「20歳でこんな球を投げるのかよ」「この男のスプリットはエグすぎるな」と称賛の声が送られている。トラウトを抑えた高橋は、昨季35本塁打でナ・リーグMVPのゴールドシュミットも見逃し三振。左前打で2死一、二塁としたが、昨季46本塁打のシュワーバーを中飛に打ち取って渾身のガッツポーズを取った。侍ベンチは飛び出し、チーム最年少の力投を労った。
(THE ANSWER編集部)