V候補ドミニカ敗退にライバル米国の記者も衝撃 「WBCはワイルドだ」「不名誉な終戦」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日(日本時間16日)、1次ラウンド・プールD(米フロリダ州、ローンデポ・パーク)の第4戦が行われ、優勝候補の2013年第3回大会王者・ドミニカ共和国がプエルトリコに2-5で敗れた。勝者が準々決勝に進出する大一番で波乱。ライバルとされていた米国の記者は「WBCは正真正銘ワイルドだ」「不名誉な終わりを経験」と衝撃を伝えた。
WBCプールD
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日(日本時間16日)、1次ラウンド・プールD(米フロリダ州、ローンデポ・パーク)の第4戦が行われ、優勝候補の2013年第3回大会王者・ドミニカ共和国がプエルトリコに2-5で敗れた。勝者が準々決勝に進出する大一番で波乱。ライバルとされていた米国の記者は「WBCは正真正銘ワイルドだ」「不名誉な終わりを経験」と衝撃を伝えた。
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まさかの敗戦だった。2大会ぶりの優勝を目指したドミニカは、初戦でベネズエラに1-5で敗戦。ニカラグア、イスラエルには大勝したが、プエルトリコに敗れて2勝2敗の3位に終わった。中米の強豪が集まる“死の組”とされていたプールD。ベネズエラが1位、プエルトリコが2位通過となった。
ファン・ソト、マニー・マチャドら大物MLB選手を擁したドミニカの敗退。ツイッター上の米記者は続々と詳報した。MLB公式のタイラー・マウン記者は「ドミニカは野球の歴史上最も才能に溢れたロースターの一つを組んだ。彼らは1次ラウンドで姿を消した。WBCは正真正銘ワイルドだ」と驚き。米紙「USAトゥデイ」の編集者、ジム・レインキング氏も「大会前の優勝最有力候補、ドミニカがWBCから姿を消した」と伝えた。
米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、「非常に多くの人からWBC優勝の最有力候補と見られていたドミニカが、同プールのライバルによって蹴落とされた」と報道。「プエルトリコの投球は素晴らしく、打撃はタイミングを得ていた。そして、ドミニカは不名誉な終わりをこの大会で経験することになった」と伝えている。
準々決勝で対戦する可能性があった連覇を狙う米国にも衝撃が走ったようだ。
(THE ANSWER編集部)