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負傷のプエルトリコ150億円守護神に弟が号泣 「見てるのつらい」「残酷」と米同情

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日(日本時間16日)、1次ラウンド・プールD(米フロリダ州、ローンデポ・パーク)の第4戦が行われ、プエルトリコが優勝候補のドミニカ共和国を5-2で下した。勝者が準々決勝に進出する大一番で波乱。しかし、守護神E.O.ディアスが試合直後に喜び過ぎて負傷した。米メディアは同代表の弟・アレクシスが涙した動画を公開。米ファンから「見てるのつらい」「残酷」と声が上がった。

最後の打者を見逃し三振に仕留め、吠えるE.O.ディアス【写真:ロイター】
最後の打者を見逃し三振に仕留め、吠えるE.O.ディアス【写真:ロイター】

WBCプールD

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日(日本時間16日)、1次ラウンド・プールD(米フロリダ州、ローンデポ・パーク)の第4戦が行われ、プエルトリコが優勝候補のドミニカ共和国を5-2で下した。勝者が準々決勝に進出する大一番で波乱。しかし、守護神E.O.ディアスが試合直後に喜び過ぎて負傷した。米メディアは同代表の弟・アレクシスが涙した動画を公開。米ファンから「見てるのつらい」「残酷」と声が上がった。

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 最後の打者を見逃し三振に仕留めたディアスは雄叫びを上げ、ナインと喜びを爆発させた。しかし、歓喜の輪の中心が崩れると、倒れていた。仲間に両肩を担がれてベンチへ。右足に力が入っていないようで、最後は車いすでグラウンドを後にした。ナインはお祭り騒ぎが一変、意気消沈。悲劇に変わり、弟のアレクシスも顔をくしゃくしゃにして号泣している。

 ディアスはメッツの守護神を務め、MLBでNo.1守護神の呼び声の高い右腕。オフには救援投手の史上最高額5年1億200万ドル(約150億円)でメッツと契約した。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは、アレクシスが仲間に肩を抱かれながら号泣する動画を公開。「プエルトリコ勝利の後に兄・エドウィンが怪我をし、アレクシス・ディアスが涙を流す」と記すと、米ファンから同情の声が上がった。

「見ているのがつらい」
「彼に深く同情する」
「家族の絆より強いものはない」
「ただただ残酷」
「私も泣いた」
「私だってそうなるよ」
「これは本当に悲しい」
「泣かないで。彼はきっと大丈夫だから」

 米メディア「シンシナティ.com」のボビー・ナイチンゲール記者も、ツイッターで「ショッキングだ。WBCはアレクシスとエドウィン・ディアスが同じ野球チームで一緒にする人生で初めての機会だった」と紹介。試合後、メッツは「エドウィン・ディアスは今夜のWBCの試合で右膝を負傷した。彼は明日、画像検査を受け、私たちは適切な時に情報を更新する」と公式ツイッターで発表した。

(THE ANSWER編集部)

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