大谷翔平から奪三振に感無量 本職・電気技師のチェコ右腕「その瞬間世界が止まった」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB(東京D)の日本はチェコを10-2で下し、開幕3連勝を飾った。一方、敗れたとはいえチェコの先発を務めたオンジェイ・サトリア投手は変幻自在の投球で日本打線を翻弄。大谷翔平(エンゼルス)からも三振を奪って見せた。米識者のポッドキャスト番組の公式ツイッターが公開した動画内で、奪三振時の感無量だった心境を明かしている。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB(東京D)の日本はチェコを10-2で下し、開幕3連勝を飾った。一方、敗れたとはいえチェコの先発を務めたオンジェイ・サトリア投手は変幻自在の投球で日本打線を翻弄。大谷翔平(エンゼルス)からも三振を奪って見せた。米識者のポッドキャスト番組の公式ツイッターが公開した動画内で、奪三振時の感無量だった心境を明かしている。
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喜びがにじみ出ていた。サトリアは3回に大谷から三球三振を奪取。うち2球は110キロ台のチェンジアップで空振りさせた。投球動画と並べられたインタビュー映像では、立派な髭をたくわえた右腕が目を輝かせながら、奪三振の印象を茶目っ気たっぷりに語っていた。
「その瞬間、世界が止まったかのようだった」と回顧し、自身の心境については「心臓が止まるかと思ったよ。ベンチを見て『イェーイ! 彼から三振奪ったぞ!』て感じだったんだ」と振り返っている。三振を奪った後には記念球を手にして喜ぶ様子も見られたが、冷静に見えたマウンドの上でも、心の中では大はしゃぎだったようだ。
実際のインタビュー動画は米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏がホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」公式ツイッターが公開。「『その瞬間、世界が止まったかのようだった』 フリッピン・バッツが独占インタビューで、チェコのオンジェイ・サトリア投手がショウヘイ・オオタニから三振を奪った事について語った」と文面につづっていた。
チェコ共和国野球協会公式ツイッターによると、サトリアの本職は「電気技師」。チェコはほかにも野球以外の職業を持つ選手が多く、日本戦では爽やかに勝利を称える試合後のシーンでも反響を集めていた。
(THE ANSWER編集部)