「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は11日、プールB（東京D）の日本がチェコを10-2で下し、開幕3連勝を飾った。一方、敗れたチェコも粘り強く戦い、日本のファンを魅了。一塁手がファインプレーを見せて場内から歓声が沸き起こった。チェコ代表公式SNSが決定的瞬間の画像を公開すると、日本人ファンから「メジャーリーガーかと思った」「凄すぎた！」と称賛の声が寄せられている。

　はっきりと宙に浮いていた。チェコの一塁手・ムジクの美技。ジャンプしながら投げた瞬間だ。全身は真横に倒れているものの、目線はしっかりと一塁ベース方向へ。左手を折りたたみ、手首は内側に捻られていた。右手はフォロースルーを取り、その先にボールがある。

　チェコが1-0でリードした3回先頭で生まれた場面。ヌートバーの一、二塁間への打球だった。ムジクは一度こぼしたが、なんとかアウトに。決定的瞬間の画像を、チェコ代表公式インスタグラムとツイッターが公開。日本人ファンからは美技に対する称賛のコメントが集まった。

「これはマジで凄かった」
「めっちゃしなやか」
「素晴らしいプレーでした。感動しました」
「忍者」
「凄すぎた！」
「メジャーリーガーと同じくらい熱いです」
「メジャーリーガーかと思った」
「ホワイトソックス時代の井口みたいや！」
「ナイスプレー」

　終盤に突き放されたとはいえ、日本に立ち向かったチェコ。日本人ファンの心にしっかりと刻まれたようだ。